更新日: 2024.07.15 その他暮らし
数年使用している畳が色あせてきて「張り替え」が必要かも…張り替えの目安や費用はどのくらい?
この記事では、畳の張り替え時期の目安や費用の相場、費用を安くおさえる方法などをご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
畳の張り替え時期の目安と方法
畳の張り替えはどのくらいの頻度で行うのがいいのか、判断が難しいと感じる方が多いかもしれません。畳を張り替えるのは「表面が古くなり掃除が大変に感じるようになったら」ということが目安とされています。
また、畳の張り替え方法には下記の3種類があり、方法ごとに実施時期の目安が異なります。
・裏返し:畳の裏面を表に張り替える。畳の使用開始から約2~5年で行う
・表替え:畳表と畳縁を新しいものに交換する。畳の使用開始から約4~7年で行う(裏返しを行ってから約5年)
・新調:畳全体を新しいものに交換する。畳の使用開始から約10~15年で行う
張り替え時期は、上記を目安に判断してみてください。また、自身で判断することが難しいという場合には、専門の業者に状態を確認してもらうとよいでしょう。
畳の張り替え費用の相場
畳の張り替え費用は、張り替え方法によって変わってきます。方法別の費用の相場は下記の通りです。
・裏返し:1畳あたり約4000円
・表替え:1畳あたり約5000円~2万円
・新調:1畳あたり約1万円~3万5000円
表替えと新調にかかる費用は、畳の種類や使用されているイグサのランクなどによって変わってきます。また、依頼する業者によっても変わってくるため、正確な費用が知りたい場合には、専門の業者に問い合わせてみましょう。
畳の張り替えを行わないとどうなる?
「張り替え費用を捻出することが難しい」「傷みを気にしなければ張り替えしなくてもよいのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、畳を張り替えないことにはリスクがあります。
例えば、畳は長く使っていると、傷んで汚れがたまっていきます。そのまま放置すると、ダニやホコリで体にアレルギー反応が起こってしまう可能性があるようです。
また、長期間張り替えを行わないと畳の芯である「畳床」まで傷んでしまい、長く使うことができなくなってしまうこともあります。張り替えを定期的に行わなければ、余計に費用がかかってしまう可能性もあるということです。畳は、時期を見て張り替えることがおすすめです。
畳の張り替えコストを安くおさえる方法
畳の張り替えをできるだけ安く行いたいという方は、複数の業者に見積もりを依頼することで費用を安くおさえられるかもしれません。ホームページなどに掲載されている料金表を比較しても、実際はオプション費用などが発生し料金が変わることもあります。
複数の業者に見積もりを依頼して正確な費用を出してもらうことで、納得して張り替えを依頼できるでしょう。
畳の張り替え費用は方法や畳の種類によって変わるため、専門業者に確認してみよう
畳の張り替えは「表面が古くなり掃除が大変に感じるようになった」というのを目安として行うことがよいとされています。時期を見て張り替えを行わないと、アレルギーの原因になったり、畳床まで劣化が進んでしまったりする可能性があります。
畳の張り替えは方法によって、1畳あたり約4000円~3万5000円と費用が変わってきます。また、畳の種類や使用されているイグサのランクなどによっても費用が変わります。そのため、正確な費用が知りたいという場合には、専門の業者に相談してみるのがよいでしょう。
張り替えをなるべく安く行いたいという場合には、複数の業者に見積もりを取って価格を比較してから依頼するのがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー