古着屋で「ラルフローレン」が売られているのをよく見かけます。10年前に購入した“ラルフローレン”でも古着として売れるのでしょうか？

着なくなった洋服を処分する前に、買い取りに出すことを検討する人もいるでしょう。何年も前に買った洋服だと「古着として売れるのだろうか？」と不安になることもあるはずです。
 
しかし、ラルフローレンのような有名ブランドの洋服だと、買い取り対象になることも期待できるかもしれません。
 
本記事では「古着として買い取り対象となるのは購入から何年以内の洋服なのか」ということについて、ラルフローレンの洋服の買い取り相場や、買い取りに出す際の注意点も含めてご紹介します。

購入から何年以内の洋服が買い取り対象になるのか？

一般的に、買い取り対象となる洋服は「購入から3～5年以内のもの」としているケースが多いようです。
 
業者が洋服を買い取る際は、市場における需要を重要視しています。つまり、市場のトレンドから外れた、いわゆる「時代遅れの洋服」は再販売しても買い手がつかない可能性が高いため、買い取り対象外としている業者が多いと考えられます。
 
そのほかにも、ダメージや汚れの有無など商品の状態や、人気ブランドか否かなどをポイントにして買い取りを判断している業者もあるようです。ただし、業者によっては特定のブランドを重視していたり、デザインの流行度を重視していたりするところもあるため、業者ごとの特徴を理解したうえで売りに出すことをおすすめします。
 
ただし、有名ブランドものは購入から10年以上たっていても買い取り可能な場合があります。ブランドものは品質がよいので年数が経過しても劣化しにくいことや、元値が高額なので中古品から探そうとする人も多いことなどが理由でしょう。
 

ラルフローレンの買い取り相場は？

アメリカのファッションブランド「ラルフローレン」は、ポロシャツやスーツ・ジャケットなど中古市場での人気のアイテムがそろっています。
 
ラルフローレンの古着については、以下のような買い取り実績が報告されているので参考にするとよいでしょう。
 

・ムートンコート：20万円
・バーシティジャケット：7万円
・ランチコート：10万円
・ニットセーター：1万3000円
・デニムジャケット：1万5000円
・ワークシャツ：8000円

 
もちろん、購入からの経過年数や状態によっても買い取り価格は変わってくるため、まずは査定を依頼してみることをおすすめします。
 

古着として買い取りに出す際のポイント

ラルフローレンの洋服を古着として買い取りに出す際のポイントとして、タイミングを見極めることが重要です。例えば、コートであれば秋に、半袖の洋服は春に、というように、実際に需要が増す季節になる少し前のタイミングだと、買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
 
また、1着だけでなく何着かをまとめて買い取りに出した方が、買い取り手続きの手間も省けるため、高額になる可能性が高くなります。まとめて売るとお得になるキャンペーンを実施している業者もあるようなので、チェックしておくとよいでしょう。
 
買取業者によって査定基準は異なるため、できれば複数の業者に査定してもらったうえでいい買取先を選ぶ方法がおすすめです。複数の業者に一度に査定を依頼できる一括査定サイトなどを利用することも検討してみましょう。
 

状態のよい有名ブランドものは10年前のものでも売れる可能性がある

洋服の買い取りについては「購入から3～5年以内のもの」を対象としている買い取り業者が多いようです。しかし、ラルフローレンのような有名ブランドは元値が高いため、10年以上経過していても買い取り対象になる可能性があります。
 
高価買い取りにつなげるためには、買い取りに出すタイミングを見極める、まとめて出す、複数の買い取り業者を比較したうえで選ぶなど、工夫してみるとよいでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー