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更新日: 2024.07.24 その他暮らし

コロナ禍から「生理の貧困」が世界中で問題に。自治体などの対応は?

コロナ禍から「生理の貧困」が世界中で問題に。自治体などの対応は?
10代から50代の多くの女性は、月経(生理)と付き合わなければなりません。
 
しかし、経済的な理由などがあり、生理用品の入手が困難である、生活するだけで精いっぱいで生理用品の購入負担が大きいことに悩む人もいるのではないでしょうか。そのような状態を「生理の貧困」といい、各自治体などが解決のための取り組みを進めています。
 
本記事では、生理の貧困について詳しく解説します。入手に苦労している人の割合をはじめ、生理の貧困を解決するためにどのような取り組みが行われているのかなどをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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生理の貧困とは?

生理の貧困とは、生理用品の入手が困難な状態を意味します。入手困難な理由は複数ありますが、最大の理由は経済的なものです。なぜなら、人それぞれ異なるものの生理周期は「28日」「35日」などとなっており、1ヶ月に1回程度は生理用品の使用機会が発生します。
 
一般的な購入費用は1ヶ月500~1200円、これを生涯で計算すると約40万円となり、給料などから捻出するのが厳しい人も一定数存在するのです。
 
また、生理の貧困とは経済的理由にフォーカスされるのが一般的ですが、その他にも親に購入をお願いできないといった生理の話題を口にしにくいというものも挙げられます。

 

生理用品の購入や入手に苦労している人の割合

厚生労働省の「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」によると、新型コロナウイルスが発生した2020年2月頃以降に生理用品の購入・入手に苦労したことが「よくある」「ときどきある」と回答した人の割合は8.1%でした。
 
年齢は30歳未満、世帯年収300万円未満の者の割合が高く、収入が少ないこと(37.7%)や自分のために使えるお金が少ない(28.7%)、その他のことにお金を使わなければならない(24.2%)など、経済的な問題が理由であることを確認できます。

 

生理の貧困によって衛生的な生活を送るのが困難な場合がある

同調査では、生理用品を購入・入手できないときの対処法として以下のような回答があったことを伝えています。
 

・生理用品を交換する頻度や回数を減らす(長時間利用するなど):50.0%
・トイレットペーパーやティッシュペーパーなどで代用:43.0%
・家族や同居者、友達に生理用品をゆずってもらう:73.0%

 
家族や同居者、友達に譲ってもらえる状態にあればよいのですが、交換頻度や回数を減らしたり、生理用品以外の物で代用したりすることにはリスクがあります。
 
例えば、「外陰部にかぶれやかゆみがあった」 「おりものの量や色に異常があった」 「外陰部などの発赤や悪臭」といった衛生面に何らかの影響があるというものです。
 
また、生理用品を購入・入手できないために、予定をあきらめたり、家事や育児、介護が手につかない、学業や仕事に集中できないといった声もあるなど、精神的な負担も少なくありません。

 

生理の貧困を解決するための取り組みとは?

生理の貧困による身体的・精神的負担軽減と解決のために、さまざまな取り組みが行われています。
 

・自治体による生理用品の無償配布
・生理用ナプキンを無料で配布するサービス

 
生理の貧困の悩みの解決方法として、ぜひチェックしておきましょう。

 

自治体による無償配布

各市区町村にて、さまざまな事情があって生理用品の購入が困難な者に対して無償配布を行っています。市民などから寄付されたり、防災備蓄品を有効活用したりして支援につなげている仕組みです。
 
生理用品の無償配布を希望する人は、各市区町村が指定する配布場所に足を運びましょう。専用カードを窓口に提示する、スマートフォンでホームページにアクセスした画面を窓口に提示するなど、定められた方法に応じて受け取ってください。また、受付で申し出ることで本人だけでなく親族や友人の分の受け取りが可能な場合があります。
 
ただし、在庫がなくなり次第、生理用品の無償配布は終了します。無償配布を希望する人は、各市区町村へ最新の状況を確認してから配布場所へ向かうと二度手間になりません。

 

さまざまな場所に生理用ナプキンを無料で配布するサービスがある

商業施設やオフィス、学校、公共施設などの個室トイレで生理用ナプキンを無償配布するサービスにも注目したいところです。「生理の人の負担をまかないたい」「トイレットペーパーと同様に生理用品を常備したい」という思いから誕生しました。
 
なお、無償配布する生理用ナプキンの費用は、サイネージ広告出稿企業の広告費からまかなうとのことです。

 

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生理の貧困が起こる理由や解決のための取り組みを理解しておこう

生理の貧困が起こる理由の背景には、経済的な事情によるものが挙げられます。現在の収入では生理用品の購入が困難で、その結果としてかぶれやかゆみによる健康被害が起きたり、集中力の低下などの精神的ダメージを与えてしまったりするケースも一定数見られます。
 
家族や友人、知人などに生理用品の入手が難しいと相談するのは気が引ける場合は、各市区町村の取り組みなどをチェックしてみてください。無償配布を行っていることもあるなど、生理の貧困の悩み解決につながるでしょう。

 

出典

厚生労働省 「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」の結果を公表します
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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