更新日: 2024.08.04 その他暮らし
夏休みに子どもが「キャンプに行きたい」と言ってます。高い道具を買いそろえてキャンプするより「国内旅行」のほうが安上がりだと思うのですがどうでしょうか?
本記事では国内旅行とキャンプ、それぞれにかかる費用の目安や費用をおさえてキャンプを楽しむコツを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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道具を一からそろえてキャンプをする場合と国内旅行にかかるそれぞれの金額は?
キャンプや旅行にかかる費用は、選ぶ道具や行き先によって変わってきます。一概にどちらのほうが格段に費用が高いとはいえません。
それでもおおよその目安を知れば、キャンプと旅行、どちらを選択するかの参考にはなるでしょう。本項では、道具を一からそろえてキャンプに行く場合と、家族で国内旅行に行った場合にかかる費用の相場を解説します。
道具をそろえてキャンプをする場合にかかる費用
キャンプに必要な道具は値段に大きな幅があり、以下のような場合は値段が高くなりがちです。
・知名度が高いブランドの製品
・高機能かつ最新モデルの製品
・一度に使える人数が多い製品
テントを例に取ると、ホームセンターで手に入るような製品と、有名ブランドの最新モデルの製品では、数万円の差があります。また、単純に購入する製品数が多くても費用は高額になりがちです。
自前ですべてのキャンプ用品をそろえる場合、ファミリーで数万円~10万円はかかるでしょう。また、別途キャンプ場の利用料、薪代、駐車場代なども必要です。
国内旅行にかかる費用
観光庁が実施した「旅行・観光消費動向調査」によると、2023年の日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は1人あたり4万4034円でした。また、宿泊旅行は1人当たり6万3253円、日帰り旅行は1万9027円となっています。
家族4人の場合なら日帰り旅行で8万円代、宿泊旅行なら20万円代がおおよその相場といえるでしょう。なお、子どもが小学生までなら、旅行費用をもう少しおさえられる可能性があります。
費用をおさえてキャンプをする方法
キャンプには、キャンプならではの楽しみがあります。「国内旅行のほうが安いかもしれないが、子どもがどうしてもキャンプに行きたがっている」といったケースもあるでしょう。キャンプ道具を一からすべて自前でそろえると費用がかかりますが、工夫次第でおさえることも可能です。
本項では、費用をできるだけおさえてキャンプを楽しむポイントを紹介します。
レンタル品を活用する
キャンプ場によっては、テントをはじめとする一部のキャンプ用品をレンタルできます。一から道具をすべてそろえると費用がかかるだけでなく、保管場所の確保にも苦労します。まずはレンタルできるものはレンタルで済ませ、キャンプに挑戦してみるとよいでしょう。
何度もキャンプに行くようになったら、必要な道具からそろえていけば費用をおさえつつ好みの道具を購入できます。
中古品を活用する
中古品でも質の高いキャンプ用品が多数流通しています。リサイクルショップだけでなく、フリマサイトやオークションサイトなどでも、キャンプ用品が盛んに出品されています。テントやランタンなどは、中古でもさほど抵抗なく使用できるでしょう。
元値が高い製品でも、中古品ならば2~3割ほど安く購入できます。多少型式が古くてもファミリーでのキャンプならば十分でしょう。
ブランド品にこだわらずホームセンター等を活用する
ホームセンターでも、お手頃価格でキャンプに必要な道具を一通りそろえられます。キャンプに慣れてきたら、必要なものから少しずつ高品質のアウトドア用品に買い替えていけば、無理なく欲しいブランド品がそろえられるでしょう。
お金をかけずにキャンプを楽しんでみよう
キャンプで最も費用がかかるのは、道具です。高機能かつ有名ブランドの製品は高額ですが、同じ品でもお手頃価格のものもあります。ファミリーでキャンプに行くなら、レンタル品や中古品、お手頃価格な製品をフル活用してみましょう。
何度もキャンプに行くようになったら、必要なものから高機能のブランドものに買い替えていくのがおすすめです。
出典
国土交通省観光庁 旅行・観光消費動向調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー