更新日: 2024.08.07 その他暮らし
扁桃炎になり、喉に「臭い玉」ができました。自分で取れないので医者に行こうと思うのですが、「相場」はどれくらいでしょうか?
また、歯科医院の定期検診がおすすめな理由も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
臭い玉(膿栓)とは?
臭い玉とは、口腔内の喉の奥にできる小さなできものを指します。正式には膿栓と呼ばれるもので、喉の入口にあるリンパ組織の扁桃にできた小さな穴に溜まった白い塊のことです。この白い塊をつぶすと強烈な臭いが生じるため臭い玉と呼ばれており、口臭の原因になるといわれています。
臭い玉ができる原因
臭い玉は、扁桃の小さな穴にできる白っぽい塊で、口腔内の細菌の死骸や食べカスなどが穴に詰まることで発生すると考えられています。扁桃はリンパ球が集まっている場所で、リンパ球は細菌やウイルスを退治する働きをもっています。そのため、小さな穴にリンパ球によって排除された細菌やウイルスの死骸が溜まってしまうのです。
また、食べ物の一部も一緒に溜まり、臭い玉が形成されるといわれています。膿栓が生じても重大な病気につながる可能性は低く、一般的に食事や飲み物と一緒にと胃に流れていくようです。
臭い玉の対策方法
口腔内が乾燥していると細菌が繁殖しやすくなり、臭い玉が生じやすくなるといわれています。そのため、こまめに水分を摂取して口の中の潤いを保つようにしましょう。また、うがいも臭い玉対策として有効だと考えられているようです。口腔内の乾燥を防ぐとともに、細菌の繁殖を抑えられる可能性があります。
さらに、口呼吸より鼻呼吸を心がけることも大切です。鼻呼吸をすれば口の中が乾燥しにくくなり、細菌の繁殖が抑えられる可能性があるため、臭い玉の発生を防げる可能性があります。
臭い玉(膿栓)除去は保険適用
臭い玉は自然に取れるといわれていますが、気になる方は耳鼻咽喉科を受診しましょう。臭い玉の除去には保険が適用され3割負担となり、おおよそ100円前後で治療ができます。口臭が気になる方は、見つけたらすぐに除去してしまうのもおすすめです。
歯科医院に通って予防しよう
臭い玉の原因は、先述したように細菌の死骸や食べカスです。臭い玉の発生を事前に防ぐためには、口腔内の環境を整えることが大切であり、定期的に歯科医院で検診を行うのも一つの手段です。歯科医院では、歯磨きの方法を始め、口腔内の健康を保つためのケア方法を教えてくれるため、臭い玉の発生も予防しやすくなると考えられます。
歯科検診で行うこと
歯科検診では、嚙み合わせのチェックや虫歯の有無、歯茎の健康状態、歯周病の状況、過去に処置した歯の状態など、口腔内の健康を全体的に確認します。また、口腔内の粘膜や舌、唇などに異常がないかもチェックされます。さらに、歯石のクリーニングや普段の歯磨き方法のアドバイスなども行ってくれるため、口腔内の健康を維持するためには欠かせません。
臭い玉の除去はおおよそ100円でできる
臭い玉は膿栓とも呼ばれ、扁桃の小さな穴に細菌の死骸や食べカスが溜まることで生じる白っぽい塊のことです。臭い玉が発生しても健康を大きく損なうわけではありませんが、つぶすと強い臭いが生じ、口臭の原因になるといわれているため、見つけたら耳鼻咽喉科で除去してもらうのも一つの手です。
除去には保険が適用され100円前後で行えるため、気になる方はすぐに病院で診てもらうとよいでしょう。臭い玉を予防するためには、口腔内を清潔に保つことが必要であり、歯科医院の定期検診を受けるのもおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー