更新日: 2024.08.12 その他暮らし
彼氏が「UFOキャッチャー」大好きです。でもなかなか取れないので確実にゲットできる「ガチャガチャ」のほうが得だと思うのですが、いくらまでだったら許してあげるべきでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1日のクレーンゲームで使う平均金額
合同会社Makimaは、2023年7月に日本全国の10代以上の男女100人を対象に「1日のクレーンゲームで使う金額」についてアンケート調査を行いました。調査結果は表1の通りです。
表1
金額 | 500円以下 | 500円以上 1000円未満 |
1000円以上 3000円未満 |
3000円以上 5000円未満 |
5000円以上 1万円未満 |
1万円以上 |
---|---|---|---|---|---|---|
人数 | 9 | 36 | 43 | 8 | 3 | 1 |
合同会社Makimaが行った調査結果を基に筆者作成
アンケートの結果、「1000円以上~3000円未満」と回答した人が全体の43.0%を占め、「景品が取れずに最終的に3000円近く使ってしまう」「3000円を上限として設定している」「確率的に3000円程度かかる」などの意見がありました。
クレーンゲームの商品価格は1000円以下
一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)は、「アミューズメント施設における景品提供営業のガイドライン」において「景品として提供する物品は小売価格でおおむね1000円以下のものとする。」「景品専用に開発された物品であっても1個あたりの価格はおおむね1000円以下のものとする。」としています。
つまり、1個あたりの価格が1000円を超えないのであれば、1つの景品を取るのに1000円以上かけるのは損だといえます。
クレーンゲームとガチャガチャどちらがお得
次に、クレーンゲームとガチャガチャのどちらがお得かを見ていきましょう。
・店舗ごとに設定が異なる
・ガチャガチャよりも大きくて豪華な景品がある
・技術があれば少ない試行回数で景品を獲得できる
・店舗ごとに異なる設定などはない
・必ず何かが出てくる
・ガチャガチャはクレーンゲームよりも安価
クレーンゲームは豪華な景品を獲得できるチャンスがあります。一方のガチャガチャは確実にアイテムを得られ、コストも低めです。どの要素を重視するかによって、お得感は異なるでしょう。
クレーンゲームは電子マネーでも遊べる
最新のクレーンゲームは電子マネーでも遊ぶことが可能です。
例えば、セガのゲームセンターでは公式アプリ「SEGAプラトン」を通じて電子マネー決済が可能となっています。このアプリは、各種電子マネー対応ICカードや電子マネーに対応している携帯電話(スマートフォン、スマートウォッチ含む)と連動することでゲームプレイ料金の決済が可能です。
また、店内にあるゲーム機本体に電子マネー決済専用端末が導入されていれば、交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・PASELI・iDなどが利用できます。
店舗によっては電子マネーの種類や利用可能なサービスが異なる場合がありますので、具体的な利用方法や対応している電子マネーについては各ゲームセンターに問い合わせるか、公式ウェブサイトで確認してみてください。
電子マネーを利用することで、現金を持ち歩かずに安心してゲームを楽しむことができます。また、あらかじめ決めた金額を電子マネーにチャージしておけば、無駄遣いを防ぐことができるでしょう。
多くの人は1日あたりの予算を1000円から3000円の間に設定している
一般社団法人日本アミューズメント産業協会のガイドラインによって、景品の小売価格はおおむね1000円以下とされています。つまり、1つの景品を取るのに1000円以上かけるのは損だといえます。
ただし、ゲームは楽しむこと自体が大事だという視点も忘れないでください。例えば、1日あたりの予算を1000円から3000円の間に設定し、その範囲内で楽しんでもらうように彼氏を説得する方が良いかもしれません。この金額はアンケート調査でも多くの人が設定している範囲なので、反発は少ないでしょう。
出典
合同会社Makima 「1日のクレーンゲームで使う金額」に関するアンケート調査
一般社団法人日本アミューズメント産業協会[JAIA] アミューズメント施設における景品提供営業のガイドライン
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー