人気のツートンカラー車は「5万円」の追加！ 妻が「どうしても…」というのですがもったいなくないですか？

ツートンカラー車は、軽自動車を中心に人気を集めているようです。家族がツートンカラー車を希望している一方で、5万円の追加費用がかかることに「もったいない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
 
今回はツートンカラー車に追加費用がかかる理由とあわせて、5万円の追加で利用できるカスタムやオプションをご紹介します。

ツートンカラー車とは？

ツートンカラー車は、異なる2色でボディを塗装している車のことです。おもに軽自動車に採用されているようで、パステルカラーやビビッドカラーなどを用いて塗装されています。例えばスズキのハスラーやホンダ N-BOXなどは、ツートンカラーを採用している軽自動車です。
 
ツートンカラー車の歴史は古く、1960年代から普及していたといわれています。代表的な車種はダットサン・フェアレディ1200やブルーバード・ファンシーDXなどです。
 
ツートンカラー車は個性的な見た目に仕上がるため、ほかの車と差別化を図りたい人にもうってつけといえるでしょう。実際、軽自動車にツートンカラーが採用されている理由も、外見に個性を生み出すためのようです。
 

ツートンカラー車に追加費用がかかる理由

ツートンカラー車に追加費用がかかる理由は、単純に作業工程が増えるためと考えられています。
 
通常のボディカラーであれば、塗装工程は下塗り→中塗り→上塗り→焼き付けの4工程で行われるようです。対してツートンカラーの場合、塗装を完了させるまでに以下の工程が必要になるといわれています。
 

1.ルーフを中塗り
2.ベース塗装
3.焼き付け
4.マスキング貼付
5.ボディの中塗り
6.ベース塗装
7.焼き付け
8.マスキング剥がし

 
塗り工程はもちろん、焼き付け工程の回数も増えるため、その分にかかる工賃が上乗せになっていると考えられるでしょう。
 

5万円の追加でできる車のカスタム・オプション

予算5万円で追加できるオプションは、ツートンカラーへの変更のほかにも、以下のようなものがあります。
 

・ドライブレコーダー
・カーナビ
・ETC

 
それぞれの費用平均や目安について、詳しく解説します。
 

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーの価格はさまざまですが、平均すると2万円前後になるようです。性能面にこだわる場合、3万円程度で購入できるモデルもあります。
 
取り付け工賃も、前後録画モデルであれば2万円程度に設定されているケースが見られました。利用する店舗によっては、ドライブレコーダーとセットでのプランも提供されており、いずれのケースでも5万円前後におさまるようです。
 

カーナビ

カーナビは性能や機能によって価格差が大きいものの、5万円前後で購入できるモデルも多数取り扱われています。
 
工賃については2万円前後が目安とされており、カーナビ代も含めると7万円程度の予算が必要です。ただし、カーナビとして最低限の性能があれば問題ないと考えているなら、5万円前後でおさめられる可能性もあります。
 

ETC

ETC車載器を搭載する場合、機械代は約1万5000円が目安となります。モデルによっては、1万円を切る価格で購入できるものもあるようです。
 
店舗で取り付けを依頼する際の工賃は、5000円程度が目安となっていました。そのため、5万円の予算があれば、機械購入と取り付けどちらも賄えられると考えられます。
 

ツートンカラー車は個性のある車を求める人におすすめ｜もったいないかは人それぞれ異なる

ツートンカラー車を選ぶ場合、単色の車に比べると追加費用がかかることが一般的です。いくらかかるかは車種にもよるため、まずは一度見積もりを取ってみましょう。
 
また、もったいないかどうかは人それぞれ判断が異なります。見た目にこだわりたい場合や個性的な軽自動車に乗りたい場合などは、ツートンカラー車を選択肢に入れてみてもよいでしょう。
 

出典

スズキ株式会社 ハスラー / ハスラー タフワイルド
本田技研工業株式会社 N-BOX
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー