更新日: 2024.08.16 その他暮らし

洗濯物がシワになるのが嫌ですが、アイロンも面倒です。毎回クリーニングに出したら、年間でどれだけの出費になりますか?

洗濯物がシワになるのが嫌ですが、アイロンも面倒です。毎回クリーニングに出したら、年間でどれだけの出費になりますか?
毎日の洗濯にちょっとした手間をかけるだけで、アイロンがけをしなくてもよくなり、衣類のシワが防げます。本記事では、洗濯物をクリーニングに出す場合のコストを計算し、年間の出費の概算を提示します。また、アイロンがけの手間を省く方法やシワになりにくい洗濯方法、クリーニング代節約の工夫についてもアドバイスします。
FINANCIAL FIELD編集部

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クリーニング代のランニングコストは年間どのくらい?

大切な衣類をきれいに保つためには、定期的にクリーニングに出すことが大切です。クリーニング店や宅配クリーニングなど種類によってかかってくるコストは違いますが、年間でクリーング代はいくらくらいかかるのでしょうか。
 
スーツ上下の相場は、950円~2000円ほどかかります。夏場のスーツは汗をかくため、月に2~3回程度、冬は1ヶ月に1回が目安になります。また、冬のコートの相場は500円~1900円ほど、1シーズンに1回のクリーニングが目安です。
 
毎日着替えるワイシャツは特に、1枚1枚アイロンがけすると面倒なため、きれいに仕上げてくれるクリーニングがおすすめです。相場は1枚あたり100円~500円ほどです。
 
年間のランニングコストは、クリーニングに出す衣類の種類によって大きく変わります。目安になりますが、ワイシャツをひと月に20枚クリーニングに出すと約1万円かかり、年間で考えると約12万円の出費となります。
 
その他、シーズンごとにコートやスーツなども毎回クリーニングに出すことを考えると年間15万円ほどの出費になるでしょう。
 

アイロンがけの手間を省く代替方法

洗濯が終わったあとのアイロンがけは、生地にできた洗濯シワを伸ばす目的がありますが、ちょっとした工夫でアイロンがけの手間を省くことが可能です。特に、綿や麻などの天然繊維を使用した衣類や、化学繊維のレーヨンやキュプラを使ったものはシワになりやすい傾向にあります。衣類のシワができるたびにアイロンをかけていては、手間に感じてしまうでしょう。
 
服を着たあとの手入れ方法に気を付けるだけで、アイロンがけの手間を省くことができます。具体的には以下のとおりです。

●衣類スチーマーを使う
●霧吹きをしたあとにドライヤーで乾かす
●シワの部分にホットタオルをあてる
●浴室につるして、加湿と衣類乾燥を行う

シワをきれいに伸ばすためには、衣類スチーマーや霧吹きなどで加湿してからドライヤーをかけて乾かすなど、シワ部分にスチームをあてる手入れを行います。こうすることで、アイロンがけを行う手間が省けます。
 

シワになりにくい洗濯方法

洗濯でシワができてしまったら、アイロンをかけるしかありませんが、洗濯を行う時点でシワになりにくい方法を実践することもおすすめです。シワになりにくい洗濯方法は、以下が効果的です。

●脱水をかけすぎず、すぐに干す
●洗剤や柔軟剤をシワ防止のものにする
●洗濯の水の量を十分にしてしっかり洗う
●衣類によっては、洗濯ネットを使用する

脱水をかけすぎると衣類がシワになるうえに、そのまま乾燥機などで乾かしてしまうとさらにシワがついてしまいます。脱水はかけすぎずすぐに干し、絡まりそうな衣類などはあらかじめ洗濯ネットに入れて洗うなど、ひと手間かけるだけで、洗濯でできるシワを防いでアイロンの手間も省くことにつながります。
 

クリーニング代を節約するための工夫

アイロンの手間を省くため、毎回クリーニングに出していると出費がかさんでしまいます。クリーニング代を節約するためには、自宅の洗濯機を使って丁寧に洗う工夫が必要です。
 
自宅でホームクリーニングを行うときには、洗濯機の「ドライコース」や「おしゃれ着洗いコース」を選んで洗濯します。また、洗う際に生地を傷めないよう、目の細かい洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
 
通常の洗濯と違い、ホームクリーニングを行うときには水の温度にも注意を払います。水温が高すぎると生地を傷めてしまうため、低めのぬるま湯で洗います。ホームクリーニングのポイントを押さえて自宅の洗濯機で洗うことで、毎回クリーニングに出す手間が省けて費用の節約にもつながります。
 

洗濯物のシワを防ぐ洗濯方法とホームクリーニングを活用しよう

毎回クリーニングに出すと出費がかさむため、シワの付かない洗濯方法と適切で効果のあるホームクリーニングを活用してクリーニング代を節約しましょう。丁寧な洗濯や衣類の保管は長持ちさせるだけでなく、におい移りや虫食いなども防いでくれる効果があります。ぜひ日々の洗濯の参考にしてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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