更新日: 2024.08.18 その他暮らし

子どもが「小学校で開かれるプール」でなく「民間のプール」に行きたいと言っています。「民間のプール」だとどれぐらいお金がかかるのでしょうか?

子どもが「小学校で開かれるプール」でなく「民間のプール」に行きたいと言っています。「民間のプール」だとどれぐらいお金がかかるのでしょうか?
夏場は学校でプールの授業があり、それを楽しみにしているお子様も多いでしょう。しかし学校のプールはレジャープールと違って、アトラクションの類がありません。ただ泳ぐだけであれば、学校のプールでも十分ですが、お子様によっては「もっと遊べるところがいい」と、民間のプールに行きたがるでしょう。
 
今回は、小学校プールと民間プールの違いや費用相場について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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小学校プールと市民・民間プールの違いとは?

小学校のプールと市民、民間プールの主な違いは、衛生、設備、監視の3点にあると考えられます。まず衛生面ですが、小学校の屋外プールは夏場だけ開くものがほとんどで、秋〜春の時期は清掃を行わないケースが多いため、プールが汚れているものです。
 
汚れた状態のプールを教職員や生徒が清掃して再使用しているため、衛生面で懸念を抱く方もいるかもしれません。一方、民間のプールは専門業者が清掃を行っているため、衛生管理が行き届いています。
 
次に設備ですが、民間のプールの一部では、ウォータースライダーや流れるプールなど楽しい設備が多数設置されています。お子様の気持ちとしては、ただ泳ぐだけの一般的なプールより、遊べるスポットの多いレジャープールに行きたくなるのは仕方のないことでしょう。
 
最後に監視面を比較します。民間のプールではプロのコーチが常にプールの使用状況を監視しているため、万が一溺れる方がいれば真っ先に駆けつけて介抱してくれます。一方、小学校の場合は体育教師をはじめとする学校の先生が監視を行うため、一定の講習は受けていても、プロの監視員よりレベルは劣るでしょう。
 
このように、小学校のプールと民間のプールを比較した場合、子供の安全や楽しさの面で、民間のほうに分があります。
 

市民・民間プールの費用相場

民間のプールと一口にいっても、市民プールとウォーターパークとでは、施設の充実度や費用の面で大きな違いがあります。一般的に市民プールの費用相場は、大人で400~700円程度、中学生以下のお子様で200~300円程度です。
 
市民プールのメリットは主にその料金の安さにあります。ウォーターパークやレジャー系のプールだと1回の利用で1000円以上かかることも珍しくありませんが、市民プールであればお子様なら200~300円程度の費用で利用可能です。
 
一方、市民プールのデメリットとして挙げられるのは、お子様だけでなく大人の方も同時に利用している点です。市民プールの場合は遊泳目的に応じてレーンが分けられ、民間プールの場合は大人数の大人とほかのお子さまたちで混雑します。どちらにしても、安心できる年齢までは大人の引率が必要でしょう。
 

ウォーターパーク・レジャープールの費用相場

ウォーターパークやレジャープールの費用は場所によって価格帯が大幅に異なります。
 
表1は、全国のウォーターパーク・レジャープールの料金です。
 
表1

1回あたりの料金(税込)
A社 大人(中学生以上):約3300円
子ども(小学生以下):約2000円
B社 大人(中学生以上):約3500円
子ども(小学生以下):約2800円
C社 大人:4500円
小学生:3000円
D社 大人:2600円
中学生:2100円
小学生:1500円

表は民間プール施設の価格を参考に筆者が作成
 
設備の充実したプールは、総じて2000円以上はするものです。お子様分の費用だけなら数千円で済みますが、小学生の間は引率する大人の分もかかります。お子様と親が1人ずつでも合計で5000円前後かかるため、金銭的な負担は大きいといえるでしょう。
 

ウォーターパークやレジャープールはお子様でも費用がかかる

お子様が楽しめるウォータースライダーや流れがある民間のレジャープールは、お子様でも1回あたり2000〜3000円程度するところがほとんどです。一方で単純にプールで泳ぎたいだけなら市民プールや小学校で問題ないでしょう。レジャー施設があるプールと市民プールでは費用が10倍近く違うため、節約するなら市民プールへ行くことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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