更新日: 2024.08.18 その他暮らし
夏休み子供から「東京」に連れて行ってほしいと言われました。「東北」から「東京」に行く場合、どれぐらいのお金を用意したらいいでしょうか？
どちらにしてもかなりの金額が必要なため、東京で使うお金とは別に移動費用を考慮しておかなければなりません。今回は、東北各県から東京に向かった場合の交通費を算出します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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東北地方各県から東京に向かった場合の費用を算出
東北地方は青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6つの県の総称です。今回は各県から新幹線、高速バス、高速道路を使った場合の費用を算出します。
また、車の場合はガソリン代もかかりますが、燃費性能によってガソリン代の費用が異なるため、今回はガソリン代を費用に含めていません。なお、新幹線や高速バスの費用は日付や時間によって変わる場合があります。あくまで目安の費用である点にご注意ください。
新幹線を使った場合の費用はどれくらい？
東北6県の県庁所在地から東京駅に新幹線および在来線で向かう場合にかかるコストは、表1の通りです。
表1
| 出発駅 | 費用（税込） |
|---|---|
| 青森駅（青森県） | 約1万7800円 |
| 盛岡駅（岩手県） | 約1万5200円 |
| 秋田駅（秋田県） | 約1万8200円 |
| 仙台駅（宮城県） | 約1万1600円 |
| 山形駅（山形県） | 約1万1600円 |
| 福島駅（福島県） | 約9300円 |
表は乗換案内を参考に筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください。
東北各県から新幹線を使って東京に向かう場合にかかる費用は、およそ1〜2万円であることがわかります。新幹線を使えば早い時間のうちに東京へ到着できるため、急いでいる方にはおすすめの手段といえるでしょう。
特急・在来線を使った場合の費用はどれくらい？
東北6県の県庁所在地から東京駅に特急および在来線で向かう場合にかかるコストは、表2の通りです。
表2
| 出発駅 | 費用（税込） |
|---|---|
| 青森駅（青森県） | 約1万7000円 |
| 盛岡駅（岩手県） | 約1万1400円 |
| 秋田駅（秋田県） | 約1万2500円 |
| 仙台駅（宮城県） | 約8900円 |
| 山形駅（山形県） | 約9700円 |
| 福島駅（福島県） | 約4800円 |
表は乗換案内を参考に筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください。
特急・在来線を使った場合、新幹線を使うより若干費用を抑えられますが、乗車時間は5時間以上になります。お子様を連れて東京に向かうには、時間がかかりすぎるといえるでしょう。新幹線と比べた場合の節約効果もそれほど大きくないため、特急や在来線の使用は目的地付近まで控えたほうがよさそうです。
高速バスを使った場合の費用はどれくらい？
東北6県の県庁所在地から東京駅に高速バスで向かう場合にかかるコストは、表3の通りです。
表3
| 出発駅 | 費用（税込） |
|---|---|
| 青森駅（青森県） | 約8100円 |
| 盛岡駅（岩手県） | 約8500円 |
| 秋田駅（秋田県） | 約1万1800円 |
| 仙台駅（宮城県） | 約6000円 |
| 山形駅（山形県） | 約6000円 |
| 福島駅（福島県） | 約5600円 |
表は乗換案内を参考に筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください。
費用を最も抑えられる方法は、高速バスです。高速バスであれば新幹線や特急よりも安く東京へ向かうことができます。ただし、乗車時間は特急・在来線を使うのと同様、5時間以上かかります。
高速道路を使った場合の費用はどれくらい？
東北6県の県庁所在地から東京駅に高速道路で向かう場合にかかるコストは、表4の通りです。
表4
| 出発駅 | 費用（税込） |
|---|---|
| 青森駅（青森県） | 約1万6000円 |
| 盛岡駅（岩手県） | 約1万2700円 |
| 秋田駅（秋田県） | 約1万2300円 |
| 仙台駅（宮城県） | 約9500円 |
| 山形駅（山形県） | 約9300円 |
| 福島駅（福島県） | 約8000円 |
表は乗換案内を参考に筆者が作成
※あくまで参考価格である点にご注意ください。
車に乗って高速道路で東京に向かう費用は、新幹線とさほど変わりません。若干高速道路を使ったほうが安いものの、運転の手間やガソリン代も考慮すれば、新幹線を使ったほうが楽といえるでしょう。
東北から東京へ向かうなら新幹線がおすすめ
総合的に考えると、東北各県から東京へ向かうなら新幹線を使うのがおすすめです。新幹線以外の交通手段であれば若干安くなるものの、所要時間が長くなってしまいます。節約効果も大きいとはいえないため、お子様を連れて東京へ向かうのであれば、駅までは車を使い、その後新幹線を使ったほうがよいでしょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
