更新日: 2024.08.19 子育て

12歳の息子から「PS5」をねだられています。小学生に買い与えるには高すぎるでしょうか…?

12歳の息子から「PS5」をねだられています。小学生に買い与えるには高すぎるでしょうか…?
子どもの遊びでは、ゲームが主流になりつつあります。しかし、ゲーム機本体とゲームソフトを買うとかなりの出費になり、なかなか手がでない人も多いのではないでしょうか。
 
2020年11月にPS5が発売されましたが、発売当時は需要と供給のバランスによってなかなか手に入らず、高値で取引されることもありました。そんな人気のPS5は、発売から4年経った今でも未だに人気があり、欲しがる人も珍しくありません。
 
今回の記事では、子どもにPS5を買い与えることについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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子どもの誕生日プレゼントにかける値段

まずは子どもへの誕生日プレゼントにどのくらいお金をかけているかを確認していきましょう。
 
QUOの中学生の誕生日プレゼントのデータによると、自分の子どものプレゼントにかける費用で最も多かったのが5000円以上1万円未満で40.6%となっています。続いて多いのが3000円以上5000円未満で30.3%、1000円以上3000円未満が16.2%です。
 
一方、3万円以上のプレゼントは8.1%と最も少ないことがわかります。現在PS5の値段は6万6980円、デジタルエディションが5万9980円であるため、PS5をプレゼントとしてあげる人はデータを基に考えると少ないといえるでしょう。
 

PS5を諦めきれない時の対処法

子どもは欲しいものをなかなか諦められないものです。ただ、諦めきれないからといってすぐに買ってあげるのは、子どもの将来を考えたときによいこととはいえません。以下では、子どもがどうしてもPS5を欲しがる時の対処法を解説します。
 

目標とルールを決める

買い与える前に目標とルールを決めておくことが大切です。まずは、目標設定をしましょう。例えば、テストの点数を何点以上取ったらなど目標を決めて、達成したら買ってあげるようにします。
 
合わせて、ルールも決めておきましょう。ゲームをする制限時間を決めて必ず守るようにさせます。そうすることで、目標を達成したときの達成感を味わえ、ルールを遵守する力も身に付くでしょう。後からルールを決めると子どもが反発する可能性があるため、必ず事前に決めておくことが大切です。
 

目標を高くしすぎない

PS5は高価なものであるため、つい高い目標を設定してしまいがちです。しかし、あまりに高すぎる目標を設定すると、子どもの意欲を欠いてしまうことになりかねません。ハードルが高すぎるため、子どもは早々に諦めてしまうでしょう。目標に向かって何かをすることもなくなり、達成感を味わうことは困難になります。
 
最悪の場合、親子関係が悪くなる可能性もあります。簡単な目標とまではいいませんが、子どもが努力して達成できる目標を設定しましょう。
 

書面でかわす

目標やルールを決めたら書面で残しておくようにしましょう。口頭だけだとルールがうやむやになってしまい、約束が守られなくなる可能性があります。書面をかわしたら、リビングやテレビの近くなど見えるところに貼っておきましょう。普段から意識をすることで、子どもは自然と目標達成のために取り組むようになります。
 

ゲームをするメリット

ゲームは子どもに悪い影響しか与えないと思っている方も多いでしょう。しかし、ゲームをすることは子どもにとってメリットもあります。
 
例えば、ストーリーを進めていくゲームの場合には、想像力が培われます。どうしたら効率よく物語をすすめられるのか、どうしたら強い敵を倒せるのかなど自分で考えるようになります。同時に問題解決力や集中力もつき、普段の生活に活かせる可能性があります。
 
また、指先でコントローラーを操作することで、脳の活性化にも繋がります。ゲームが勉強につながるケースもあるため、一概にゲームが悪いものとはいいきれません。
 

どうしても欲しいなら対策が必要

PS5を買うのは家計に大きな負担をかける可能性があります。まずは、本当に必要かどうかをもう一度考えて検討しましょう。それでも子どもが諦めきれない場合は、目標とルールを厳重に定めたうえで、クリアした場合に購入するようにしましょう。親にとっても子どもにとっても最善の策を取ることが大切です。
 

出典

QUO 誕生日プレゼントの金額
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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