更新日: 2024.08.19 その他暮らし

バンドアニメに触発された息子からギターをねだられています。初期費用はどれだけかかるものなのでしょうか?

バンドアニメに触発された息子からギターをねだられています。初期費用はどれだけかかるものなのでしょうか?
子どもがアニメの影響でギターを始めることもあるでしょう。本記事ではギターを始めるために必要な機材など初期費用を解説します。ギター本体やアンプなどのアクセサリー・機材類、1ヶ月に必要なレッスン料など、具体的な費用や初心者向けのおすすめセットもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ギターの種類と特徴

ギターには大きく分けて「クラシックギター」「アコースティックギター」「エレクトリックギター」と3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
 
まず「クラシックギター」は、やわらかいナイロン弦とガット弦が張られた優しい響きが特徴で、主に独奏でクラシック、ジャズ、フラメンコ音楽など幅広い分野に使われています。
 
「アコースティックギター(アコギ)」は、スチール弦を張った豊かな響きのある音が特徴で、弾き語りなどに使われる「フォークギター」もアコギに分類されます。
 
「エレクトリックギター(エレキギター)」は、スチール弦から電気を使用して弾き、「アンプ」をつないで音を発します。バンドなどロックな音楽を弾くのに使われます。バンドアニメに出てくるギターは主に「エレクトリックギター」です。
 

機材に必要なアイテムと費用の目安

エレキギターは、本体だけではギターを弾くことはできません。練習するには本体のほかにアンプやシールド、チューナー、ピックの4種類の機材が最低限必要です。
 
「エレキギター」本体は「レスポール」や「ストラトキャスター」など種類も多いため、まずは憧れのアニメで使われている形から選ぶのもおすすめです。価格帯の目安は3〜5万円ほどになります。
 
ギターの音を増幅させる「アンプ」は自宅練習用など10w程度の小さめのアンプで十分です。1万5000~3万円程度で購入できます。ギターとアンプをつなぐ「シールド」は、3メートル前後で3000円程度の品質があると断線もしづらく安心です。
 
音をチューニングするための機材「チューナー」は、2000~5000円程度で購入できます。弦をはじくために必要な三角形の「ピック」は、100~300円程度のティアドロップ型を数枚所持しておきましょう。
 
以上を踏まえると、5万円前後がギター一式をそろえる目安の金額になります。
 

ギターレッスンの月額目安

ギターを弾けるようになる近道はギター教室へ通うことです。ここでは、大手音楽教室である「ヤマハ音楽教室」「島村楽器」における初心者向けレッスンの月謝を参考にご紹介します(表1)。
 
表1

音楽教室 種別 回数 1回の時間 月謝
ヤマハ音楽教室 グループレッスン 月3回 60分 平日 9350円
土日 9900円
個人レッスン 月3回 30分 平日 1万1550円
土日 1万2320円
島村楽器 グループ 年間36回 60分 9350円
個人 年間36回 30分 1万2100円

筆者作成
 
別途入会金や施設費、教材費などが各教室で設定されています。また、オンラインレッスンも人気が高まっており、島村楽器では、月2回まで1回25分で月謝6600円、4回で1万2100円など自分のペースで通えるコースが展開されています。
 
回数や時間によりますが、月1万円前後が月謝として必要となります。
 

ギター初心者へのおすすめセット

迷ったときは「ギターの初心者セット」でそろえてみるのはいかがでしょうか。
 
例えば、島村楽器で人気の「YAMAHA PACIFICA012 初心者14点セット」は必要最低限な機材はもちろん、スタンドやケースなどあると便利なアイテムがそろう約3万7000円のお得なセットです。ヤマハブランドの安心感があります。
 
楽天市場で口コミ数1700件超えの初心者セット「エレキギター SELDER ST-16 13点 初心者セット」は、2万円以内。とにかく安く初心者一式をそろえたい方におすすめです。
 
ギターとアンプだけはこだわり、アクセサリーだけまとめて購入したい方向けの「初心者に最適 エレキギター用アクセサリー 11点セット」(島村楽器)もあります。初心者向けのセットは失敗も少ないので、プレゼントにもおすすめです。
 

セットは2万円、レッスンは6000円から

2万円以内で初心者向けエレキギターセット一式をそろえることができますが、弾きたいギターのメーカーやモデルが決まっている場合には、4万円以上必要になるケースも多く、またギターを習うなら毎月6000円から1万円近く必要になってきます。
 
お気に入りのギターを手に入れると上達も早いので、好みに合わせて選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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