更新日: 2024.08.17 子育て

子どもが「ハッピーセット」のおもちゃを欲しがるのですが、塩分やカロリーが心配です。おもちゃのために“余分なお金”を払うのも気が引けるのですが、「単品」の注文とどれだけの金額差になるでしょうか?

子どもが「ハッピーセット」のおもちゃを欲しがるのですが、塩分やカロリーが心配です。おもちゃのために“余分なお金”を払うのも気が引けるのですが、「単品」の注文とどれだけの金額差になるでしょうか?
マクドナルドの「ハッピーセット」は食事を楽しめるだけでなくおもちゃや絵本が付いてくることから、子どもを中心に人気があるメニューです。そのため、子どもに「マクドナルドに行きたい!」とお願いされたことのある人も多いのではないでしょうか?
 
しかし、ハッピーセットのおもちゃは複数の種類の中からランダムで渡される方式のため、好きなおもちゃが手に入るとは限りません。目当てのおもちゃでなかった場合、すぐに飽きてしまう子どももいるでしょう。おもちゃのために何度もマクドナルドを利用するのは金銭面や塩分、カロリーが心配ですよね。
 
本記事ではハッピーセットと単品メニューでどれくらい金額が異なるのか、またハッピーセットの塩分やカロリーについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

マクドナルドのハッピーセットと単品はどちらがお得?

10時30分から注文できるマクドナルドのハッピーセット(レギュラー)は、メインのメニューをチキンマックナゲット・チーズバーガー・ハンバーガー・プチパンケーキの4種類から選べます。
 
ハッピーセットの価格はチキンマックナゲットハッピーセット・チーズバーガーハッピーセットが520円~、ハンバーガーハッピーセット・プチパンケーキハッピーセットが490円~に設定されています(地域により価格が異なる)。
 
どのセットでもサイドメニューとしてえだまめコーン・サイドサラダ・マックフライポテト(S)から好きなものを1つ選ぶことができ、ドリンクSサイズまたは紙パックのミニッツメイド アップル100・ミルクのいずれかが付いています。
 
ハッピーセットに含まれるメニューを単品で頼んだ場合の価格を図表1にまとめました。それぞれのメニューのカロリーや食塩相当量、脂質もあわせて記載しています。
 
図表1

メニュー 単品価格 カロリー 食塩相当量 脂質
ハンバーガー 170円~ 256キロカロリー 1.4グラム 9.3グラム
チーズバーガー 200円~ 307キロカロリー 1.8グラム 13.4グラム
チキンマックナゲット(5ピース) 260円~ 263キロカロリー 1.2グラム 16.0グラム
プチパンケーキ 250円~ 161キロカロリー 0.8グラム 4.4グラム
えだまめコーン 280円~ 83キロカロリー 0.2グラム 3.0グラム
サイドサラダ 330円~ 10キロカロリー 0.0グラム 0.1グラム
マックフライポテト(S) 190円~ 223キロカロリー 0.4グラム 10.8グラム

マクドナルドホームページより筆者作成
 
ハッピーセットで注文できるSサイズのドリンクを単品で注文すると120円からで、ハッピーセットでは150円~のミニッツメイド アップル100、170円~のミニッツメイド オレンジや野菜生活100、240円~のミルクも選択可能です。
 
一番安い組み合わせであるハンバーガー+マックフライポテト(S)+ドリンクSを単品で頼んだ場合、合計金額は480円からとなりハッピーセットの金額を下回ることになります。
 
一方、一番価格が高い組み合わせとしてチキンマックナゲット+サイドサラダ+ミルクを単品で頼んだ場合の合計金額は830円からになり、チキンマックナゲットハッピーセットと比べると310円お得になる計算です。
 
そのため、ハッピーセットと単品を比較した場合、ハッピーセットのほうがお得になります。組合せによっては単品のほうが安い場合もありますが、余分に払っているのは10円ほどという結果でした。
 

マクドナルドのカロリーや塩分が気になる

塩分やカロリーが高いイメージが強いマクドナルド。塩分やカロリーを気にするあまり子どもに食べさせたくない人もいるかもしれませんね。
 
ハッピーセットの中で一番塩分相当量の高いチーズバーガーでも1.8グラムです。厚生労働省が定める3歳~5歳の1日に摂取する塩分相当量の目安は3.5グラム未満ですので、ハッピーセットを食べたからといって大幅に塩分相当量を上回ってしまうことはないでしょう。
 
塩分やカロリー、脂質が気になる人はサイドメニューをえだまめコーンやサイドサラダにする、または他の食事で調整するのも良いですね。
 

バランス良く食事を楽しもう!

マクドナルドのハッピーセットと単品メニューの価格を比較してみたところ、ハッピーセットはおもちゃのために余分な料金を支払っているとまではいえないことがわかりました。
 
マクドナルドは遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃのリサイクルに取り組んでいるので、遊ばなくなったおもちゃが増えて困っている人はぜひ利用してみてくださいね。
 
また、マクドナルドのハッピーセットを食べたからといって1日に摂取する塩分相当量を大きく上回ってしまうことはないと考えられます。食べ過ぎや食の偏りが出ないよう、バランスよく食事を楽しみたいですね。
 

出典

マクドナルド ハッピーセットおもちゃ紹介
マクドナルド ハッピーセットメニュー
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集