更新日: 2024.08.23 その他暮らし
荷物の出し入れが大変なのでバックドアが「横開き」の車種を選びたい!横開きを選ぶときの注意点はありますか?
本記事では、バックドアの「跳ね上げ式」と「横開き式」の特徴をご紹介し、横開き式を採用している車の車種や価格について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
バックドアの「跳ね上げ式」と「横開き式」とは?
バックドアの「跳ね上げ式」と「横開き式」の特徴は、それぞれ以下の通りです。
・跳ね上げ式:バックドアを上方に開くタイプのドア
・横開き式:バックドアを横向きに開くタイプのドア
跳ね上げ式は、ミニバンやSUVなどさまざまなタイプの車種に採用されています。日本車については、跳ね上げ式を採用している車が多いようです。一方、横開き式はSUVに採用されているケースが目立ちます。
なお、跳ね上げ式に似たタイプとして、上下分割するバックドアもあります。上部分が上に跳ね上がり、下部分が手前に開くタイプです。
また、横開きに似たタイプとしては「観音開き式」と呼ばれるタイプもあります。こちらはバックドアが2枚に分かれていて、左右に開くタイプです。
横開き式の車種と価格
表1に、横開き式を採用している車をいくつかまとめました。
表1
車種 | 車両価格 |
---|---|
スズキ「ジムニー XC 4WD・5MT」 | 190万3000円 |
トヨタ「ランドクルーザープラド TX」 | 448万8000円 |
メルセデス・ベンツ「Gクラス」 | 2110万円~3080万円 |
出典:スズキ株式会社「ジムニー 価格・グレード」、トヨタ自動車株式会社「トヨタの車種情報:車種詳細 トヨタ ランドクルーザープラド TX」、メルセデス・ベンツ日本合同会社「G-Class」を基に筆者作成(2024年8月現在)
横開き式を採用している車種は、跳ね上げ式と比べると少ない傾向にあるようです。今回のケースでは、荷物の出し入れを理由に横開き式車種の購入を検討していますが、幅広い選択肢から選びたい場合は、荷物の出し入れ以外のポイントも総合的に考えるとよいかもしれません。
横開き式のメリット・デメリット
横開き式のバックドアにはメリット・デメリットがあります。それぞれを比較したうえで、車選びを検討することが大切です。
横開き式のメリット
横開き式の大きなメリットは「荷物の出し入れがしやすいこと」です。跳ね上げ式のように、上に持ち上げる必要がないため、わずかな力でドアを開けられます。手に荷物を抱えている状態でドアを開けたいときも、少し力を加えれば開きます。
また小さな荷物なら、少しだけ開けば手軽に取り出せる点も特徴です。さらに、上方にスペースがなくて跳ね上げ式だとぶつかってしまう場面でも、横開きなら全開できます。
横開き式のデメリット
横開き式は荷物が出し入れしやすいですが、スペースと荷物の大きさによっては制限される可能性もあります。
横開き式では、車体端の接合部を支点に大きく後ろへドアを開きます。そのため大きな荷物を入れようとして全開する場合は、後ろ側にスペースが必要です。すぐ後ろに塀やほかの車がある場合は、開きにくいかもしれません。
また、雨の日には室内に雨が入り込みやすいのもデメリットです。跳ね上げ式は上にバックドアがあるため、いわば屋根のように機能します。しかし横開き式はそれがないため、雨にぬれやすいといえます。
横開き式のバックドアは雨天時や車種の少なさに注意
横開き式のバックドアは、荷物の出し入れがしやすいですが、雨が入り込みやすいことや、スペースによっては全開できないこと、採用車種が跳ね上げ式より少ない傾向にあることなどが注意点です。
メリットとデメリットを比較しつつ、気に入った車種があるか検討してみてください。最新モデルにこだわりがない場合は、古いモデルを探すと、好みの車種が見つかるかもしれません。
出典
スズキ株式会社 ジムニー 価格・グレード
トヨタ自動車株式会社
メルセデス・ベンツ日本合同会社
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー