更新日: 2024.08.30 その他暮らし
引っ越しをきっかけに「地方銀行」から「メガバンク」に乗り換えたほうがいい?メリットはある?
今回は地方銀行からメガバンクに乗り換えるメリット・デメリットについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
地方銀行からメガバンクに乗り換えるメリット
地方銀行からメガバンクに乗り換えるメリットとして考えられることは、以下の3つです。
・全国各地に支店がある
・信頼性が高め
・取り扱う金融商品が豊富
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
全国各地に支店がある
そもそもメガバンクとは、日本全国の主要都市に支店を持っており、その中でも特に資金や規模が大きい銀行のことを指すようです。そのため、地方銀行に比べると支店の数も多く、どの地域でも利用しやすいと考えられるでしょう。
日本におけるメガバンクとは、一般的に「株式会社三菱UFJ銀行」「株式会社三井住友銀行」「株式会社みずほ銀行」を指すとされています。これら3つの銀行が国内に構えている支店の数は、以下の通りです。
・株式会社三菱UFJ銀行:421支店
・株式会社三井住友銀行:455支店
・株式会社みずほ銀行:461支店
地方銀行とメガバンクには支店数に倍近くの差が設けられているようで、利便性の面でメリットがあるといえるでしょう。
信頼性が高い
メガバンクは地方銀行に比べると、信頼性が高いとも考えられているようです。例えば運営基盤がしっかりしている・名前を聞けばほとんどの人が知っているなどが関係するとされています。
また、メガバンクは多くの企業が給与振込口座に指定している場合もあるようです。このことから、口座所有者が多いのも、メガバンクならではの特徴といえます。
地方銀行を利用するうえで特別な理由がないのであれば、メガバンクに乗り換えることも一つの選択肢となるでしょう。
取り扱う金融商品が豊富
メガバンクでは、さまざまな金融商品を取り扱っていることもメリットです。実際に取り扱われている商品の例として、以下の3つがあげられます。
・国内、海外債券
・投資信託
・株式
上記の金融商品で取引をしたいと考えているのであれば、メガバンクを利用するメリットは十分にあるでしょう。ただし、地方銀行でも同じ金融商品を取り扱っていることはあるため、現在使っている銀行の取扱商品を確認することも重要です。
地方銀行からメガバンクに乗り換えることで考えられるデメリット
地方銀行からメガバンクに乗り換えるデメリットとして考えられることは、地域によって店舗数が少なくなってしまう可能性がある点です。地方銀行は地元に多くの店舗を構えている傾向にあり、仮に都道府県内でどの地域に住んでいる場合も、店舗やATMを利用できる可能性が高くなります。
対してメガバンクの場合、主要都市に店舗を構えていることが一般的なようです。
対して地方銀行であれば、都道府県内の主要都市はもちろん、ほかの地域であっても数多くの支店を構えています。このことから、住んでいる地域によっては、メガバンクに乗り換えると不便さを感じる可能性があると覚えておきましょう。
地方銀行からメガバンクに乗り換えると支店数や金融商品の多さなどのメリットを得られる可能性がある
メガバンクは地方銀行に比べると、支店数が多かったり金融商品が豊富だったりなどのメリットがあります。そのため、人によっては地方銀行よりも使いやすく感じる可能性があるでしょう。
ただし、地方銀行にはメガバンクにはないメリットも存在するようです。例えば手数料の面で負担を減らせたり、住んでいる地域によってはメガバンクよりも支店が多かったりするかもしれません。
どちらにもメリット・デメリットが存在するため、自分がどのように銀行を使用するかを整理したうえで、適切な選択を行いましょう。
出典
株式会社みずほ銀行 会社概要
株式会社三井住友銀行 会社概要
株式会社三菱UFJ銀行 会社概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー