更新日: 2024.08.31 その他暮らし
子どもが生まれ「中古車」を検討中です。友人に「子連れならフリードの5年落ちくらいがおすすめ」と言われました。毎月の維持費はどのくらいかかるでしょうか? 駐車場代は“月1万円”ほどです
本記事では、「5年落ちくらいのホンダのフリード」を購入すると毎月のコストはどのくらいになるのか解説します。中古車を購入するメリットやデメリットも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「5年落ちくらいのフリード」はいくらで買える?
「中古車」は、中古車販売や買取を行う会社、トヨタや日産など自動車メーカーの系列が認定するサイトだけでなく、メルカリやヤフーオークションなどでの個人間売買など、さまざまな購入手段や市場が存在します。
そのため、一口に「5年落ちのフリード」といっても価格が同一であるわけではなく、整備状況やアフターサポートの有無などによって価格が大きく異なることも少なくありません。
今回はHonda公式中古車検索サイトを使って、どのくらいで購入できるのかシミュレーションしてみましょう。
・認定中古車のみ検索
・ミニバン、フリード
・地域:東京都
・年式:2019年(平成31年、令和元年)
以上の内容で絞り込むと支払総額150万円から200万円前後の車が出てきます。その中でオンライン販売も対象となっている「フリードハイブリッド」を取り上げると、年式以外の詳細は以下のとおりです。
・走行距離:2.9万キロメートル
・修復歴:なし
・車検なし
・保証付き(部分保証1年間、走行距離無制限)
中古車延長保証や定期メンテナンスパックなどのオプションを全くつけなければ、車両本体価格は189万円、諸費用を合わせた支払総額は約203万7000円です。
毎月の維持費は5万円以上?
現金一括購入もできますが、まとまった金額を用意するのが難しいケースもあります。その場合はホンダ社が提供する据置クレジットや通常のクレジットでの分割払いを選択することもできます。参考として、通常のクレジットで頭金やボーナス併用はなし、支払回数72回で設定すると、月々の支払金額は3万5600円となります。
これは中古車本体を購入する際の初期費用であり、マイカーを維持するためにはガソリン代や駐車場代、故障時の修理代、車検代、その他メンテナンス代などの維持費がかかります。
ソニー損害保険株式会社が公表している「2023年全国カーライフ実態調査」において、フリードを含むミニバンの「1ヶ月あたりの車の維持費」平均額は1万5600円となっています。仮にこれと同じ規模の維持費が駐車場代とは別にかかる場合、初期費用の分割払いと合わせて6万1200円かかります。これはあくまで概算であり、車の整備状況や使用環境、支払回数や決済方法などによって具体的な金額は変わります。
中古車のメリット・デメリット
車は基本的に安い買い物ではないため、できる限り費用を抑えたいと考える人は多いのではないでしょうか。その点中古車は、新車に比べて車両本体価格が安く初期費用を抑えられるメリットがあります。場合によっては基本的なオプションが付いているケースもあり、自分好みの車を探せるのも魅力的なポイントかもしれません。
一方で中古車は、前の所有者の運転方法や環境によっては劣化が進み、購入後に「想像以上のメンテナンス費用」がかかる可能性もあります。維持費がかさみ、結果的に「新車と変わらない負担」が発生するケースもあるかもしれません。
中古車は複数の購入方法があり、購入時やアフターサポートなどをめぐってトラブルに巻き込まれるリスクもあります。できる限りリスクを回避するため、特に中古車購入に慣れていない場合は、認定中古車サイトや店舗で購入するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、「5年落ちの中古のフリード」を購入すると毎月の車代はいくらくらいかかるのか解説しました。
本記事で紹介した内容は、今後販売状況や運営元の方針などによって変わることもあります。トラブルを避けるためにも、実際に購入する際には最新情報を確認し、検査やアフターサポートなどの仕組みがしっかり整備されているところでまずは話を聞いてみましょう。
出典
Honda公式中古車検索サイト クイック中古車検索
ソニー損害保険株式会社 2023年全国カーライフ実態調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー