更新日: 2024.09.13 その他暮らし

仕事終わりに毎日「ハイボール350ml缶」を2本飲んでいます。家族から「量を減らしてほしい」と言われていますが、「500mlのロング缶1本」なら大丈夫でしょうか…?

仕事終わりに毎日「ハイボール350ml缶」を2本飲んでいます。家族から「量を減らしてほしい」と言われていますが、「500mlのロング缶1本」なら大丈夫でしょうか…?
お酒好きの人のなかには「健康のために本当は休肝日を設けたほうがいいと思うけど、つい毎日飲んでしまう」という人も多いのではないでしょうか? 家族から健康のためにまずは飲む量を減らしてほしいと指摘されるケースもあるかもしれません。
 
本記事では「350ミリリットルサイズのハイボールを毎日2本」飲んでいるケースを想定します。毎日「500ミリリットルサイズのロング缶1本を週5日」飲むスタイルに変えると、節約効果はあるのか解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ハイボールを毎日飲むと酒代は年間いくらかかる?

一口にハイボールといってもさまざまな種類が販売されていますが、今回はサントリーホールディングス株式会社が提供している「角ハイボール」を例に挙げてシミュレーションしてみます。
 
角ハイボール缶は350ミリリットルと500ミリリットルの2サイズあり、アルコール度数は7%と9%の2種類が展開されています。好みは人それぞれですが、ここではアルコール度数が高い9%の角ハイボール缶を飲むとします。
 
販売価格は、スーパーやコンビニエンスストアなどによって変わるので一概にいえませんが、サントリーの商品情報に記載されている希望小売価格をもとに計算してみます。「角ハイボール<濃いめ>350ml缶」の希望小売価格は196円で、一般的には200円前後で販売されていることが多いと思われます。
 
2本飲む場合は1日あたり392円かかります。休肝日はなく1ヶ月間(30日)飲み続けると1万1760円、年間(365日)では14万3080円となり、長期的にみると大きな出費となることが分かります。
 

ロング缶に変えると節約効果はある?

週2日の休肝日を設け、1日あたりの飲酒量を「500mlのロング缶1本のみ」に変えると具体的にどのくらい変わるのでしょうか。「角ハイボール<濃いめ>500ml缶」の希望小売価格は264円です。店舗によって価格は変わりますが、300円前後で販売されていることが多いと思われます。
 
1缶264円とすると1週間で1320円、1ヶ月(4週間)で5280円、1年間(52週間)だと6万8640円かかります。1ヶ月ベースで見ると、前記の1万1760円から6480円節約できた形です。
 

過度の節約は逆効果になるおそれもある

酒代(ハイボール代)を節約する方法として次のような内容が挙げられることも少なくありません。

●まとめ買いをする
●ウイスキーボトルと炭酸水を買って「自作」する
●価格の安い商品へ切り替える

確かに同じハイボールを飲む場合、まとめ買いや自作をすると、1本あたりの単価を抑えられる傾向があります。ただし、保管する本数が増えるほど人によっては「たくさん飲める」と考えてしまう可能性もゼロではありません。1日あたりの飲酒量を厳守できれば節約効果はありますが、そうではない場合は逆効果で酒代も増えてしまいます。
 
手近に在庫があると、つい手を伸ばしてしまう場合は「あえてまとめ買いをせず、飲みたくても家にお酒がない状態を作る」のもおすすめです。
 

まとめ

缶サイズが大きくなっても1日あたりの飲酒量を減らして休肝日を設けると節約は可能ですが、自身がよく飲むお酒の種類によって効果は変わります。
 
また、過度の節約は大きな精神的ストレスが発生して逆効果になることも考えられます。毎日飲んでいる場合は、いきなり飲むのを止めるのではなく、まず「週1日休肝日を設ける」など、現実的な対策を検討してみましょう。
 

出典

サントリーホールディングス株式会社 商品情報(カロリー・原材料)角ハイボール<濃いめ>350ml缶
サントリーホールディングス株式会社 商品情報(カロリー・原材料)角ハイボール<濃いめ>500ml缶
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集