車のオイル交換は「5000キロ」が目安だと思っていましたが、先日ディーラーで「3000キロ」を推奨されました。結局いつ交換すればよいのでしょうか?

配信日: 2024.09.26

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車のオイル交換は「5000キロ」が目安だと思っていましたが、先日ディーラーで「3000キロ」を推奨されました。結局いつ交換すればよいのでしょうか?
自家用車を所有している場合、適切なタイミングでのオイル交換が必要になります。オイル交換をする時期は人によって異なるものの、どのタイミングが適切なのかを知りたい方もいるでしょう。
 
今回は自動車のオイルを交換するきっかけとあわせて、距離や期間を目安にしたオイル交換のタイミングをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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自動車のオイルを交換するきっかけは?

自動車のオイルを交換するきっかけは、人によって異なるようです。ナイル株式会社が実施した調査によると、オイル交換をするきっかけの割合は、次のようになっていました。

●走行距離: 53.7%
●期間:40.8%
●車検・定期点検:3.7%
●その他:1.9%

上記の結果を見ても分かるように、走行距離や期間でオイル交換をしている人の割合だけで約94%を占めています。交換を判断する要素にもしやすいと考えられることから、この2つを目安にしている人の割合が多いといえるでしょう。
 
「その他」に含まれる理由としては、ガソリンスタンドやディーラーのスタッフに勧められたり、アラートランプが点灯したりするなどがあげられます。もちろん人によって交換をする判断基準は異なるため、上記の理由はあくまでも参考に留めてください。
 

自動車のオイルを交換する目安は?

自動車のオイルを交換する目安について、今回は以下2つを例にご紹介します。

●走行距離の場合
●期間の場合

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
 

走行距離の場合

ナイル株式会社が実施した調査では、以下のような回答となっていました。

●~2999キロメートル:3.2%
●3000~4999キロメートル:21.0%
●5000~5999キロメートル:57.3%
●6000~6999キロメートル:6.4%
●7000キロメートル~:12.1%

走行距離を目安にエンジンオイルを交換する場合、ガソリン車で1万5000キロメートルが一般的とされているケースも多いようですが、実際には5000~5999キロメートルが最も多い割合となっているようです。
 

期間の場合

ナイル株式会社が実施した調査では、期間でオイル交換をしている人の割合は、以下の結果となっていました。

●1~5ヶ月に1回:8.3%
●6ヶ月に1回:57.4%
●7~11ヶ月に1回:3.7%
●1年に1回:24.1%
●2年に1回:6.5%

上記の回答を見ても分かるように、6ヶ月を目安にオイル交換をする人が57.4%と最も多い割合を占めています。次いで1年を目安としている人が多く、2つの割合の合計は約81%です。そのため、オイル交換の目安期間は、半年〜1年に1回のペースが妥当といえるでしょう。
 

オイル交換にかかる費用

オイル交換にかかる費用は、どこで作業してもらうかによって異なるようです。一般的な場所としては4ヶ所があげられ、それぞれの費用相場は以下が目安となります。

●カーディーラー:4000~1万円程度
●ガソリンスタンド:4000~6000円程度
●整備工場:2000~4000円程度
●カー用品店:1000~2500円程度

なお、カーディーラーやガソリンスタンドの場合は純正オイルを入れてもらえるようです。整備工場やカー用品店は安さを重視する人に適しているため、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
 

エンジンオイルを交換する目安は、走行距離が5000キロメートルもしくは6ヶ月に1回

エンジンオイルの一般的な交換の目安は、1万5000キロメートルもしくは1年ごととされています。しかし実際には5000~5999キロメートルや6ヶ月に1回交換している人の割合が多く、これらのタイミングも交換基準の1つとなってくるでしょう。
 
ただし、どのタイミングで交換するとよいかは、車の使用方法によっても異なると考えられます。例えば実際には5000キロメートル走行していなかったとしても、1年以上経っていればオイルの劣化が疑われる可能性があり、仕事で車を使用する頻度が高い場合には、より早いタイミングでのオイル交換が必要になるでしょう。
 
今回紹介したタイミングはあくまでも目安として、車の使い方に合ったオイル交換のタイミングを意識してみてください。
 

出典

ナイル株式会社 オイル交換に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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