「串カツ食べ放題」のお店で元を取りたいです。そのためには「牛串」をたくさん食べたらいいのでしょうか?
配信日: 2024.09.30
例えば串カツ食べ放題のお店で元を取ろうとした場合、どのくらい食べればよいのか確認してみましょう。
本記事では、串カツ食べ放題のお店でお得に食事をする方法について詳しくご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
串カツ食べ放題コースの料金は?
まずは、ある串カツ屋を例に挙げて、食べ放題コースの料金を見ていきましょう。料金はランチとディナー、平日と休日で異なります。
●平日 ランチタイム(90分):2300円(税込み)
●平日 ディナータイム(90分):3400円(税込み)
●土、日、祝 ランチタイム(70分):2500円(税込み)
●土、日、祝 ディナータイム(90分):3700円(税込み)
このお店では、平日より土・日・祝日の方が200円以上、ランチタイムよりディナータイムの方が1000円以上料金が高く設定されています。制限時間は平日だとランチタイムとディナータイムで変わらないため、料金が安く設定されていて制限時間が長い平日のランチタイムが元を取りやすいかもしれません。
牛串で元を取るにはどのくらい食べたらよい?
上記の串カツ屋で、平日のランチタイムに元を取れる牛串の本数を計算してみましょう。
総務省統計局の「2023年小売物価統計調査」によると、東京都区部における輸入牛肉の価格は100グラム当たり326円ということです。1本の牛串に20グラムの牛肉を使用すると想定した場合、326円÷100グラム×20グラム=65.2円となります。
2300円の食べ放題コースで1本当たり約65円の牛串で元を取るには、36本以上食べる必要があるでしょう。なお、今回は、串代や衣代・ソース代などは考えずに計算しています。
牛串以外で元を取る方法も考えてみよう
牛串だけを36本以上食べるのは厳しいかもしれないので、ほかのメニューでも原価が高めなものを中心に食べていくと元が取れやすいでしょう。
例えば、上記の串カツ屋ではエビやしいたけなども食べ放題のメニューに入っています。同様に、総務省統計局の「2023年小売物価統計調査」によると、東京都区部におけるエビの価格は100グラム当たり344円なので20グラムでは約69円、生しいたけの価格は1キログラム当たり1847円なので20グラムでは約37円となります。
2300円の食べ放題コースで元を取るには、エビ串だと34本以上、しいたけ串だと63本以上食べる必要がありますが、原価が高めなメニューを上手に組み合わせて食べた方が飽きもこないのでおすすめです。そのほか、サイドメニューやスープ、デザートなどもあるため、制限時間をたっぷり使って食事を楽しむとよいでしょう。
また、お店によっては割引クーポンを配布していたり、ポイントを貯めたりできるようになっているところもあるようです。そういったサービスを利用すれば、元を取れる可能性は高くなるでしょう。
牛串だけで36本以上食べれば元を取れる可能性がある
食べ放題では「どれだけ食べたら元が取れるのか?」ということを考えてしまう人もいらっしゃるでしょう。
例えば、今回例に挙げた串カツ屋では、平日ランチタイムの料金だと、牛串を36本以上食べたら元が取れる可能性があります。そのほかにも、原価が高めのメニューを中心に食べていくことで、お得に食べ放題を楽しむことができるはずです。
また、お店によってはクーポンやポイントの提示で料金が安くなることもあるかもしれないので、そういったサービスも活用することをおすすめします。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 2023年小売物価統計調査(動向編) 調査品目の月別価格及び年平均価格【都道府県庁所在市及び人口15万以上の市】 【02】「1101 まぐろ」~「1133 ほたて貝」、【04】「1201 牛肉」~「1341 鶏卵」、【06】「1435 なす」~「1491 野菜缶詰」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー