何回掃除してもすぐに生える「風呂場のカビ」。24時間「換気」するしかないでしょうか? また、他のカビ対策はありますか?

配信日: 2024.10.03

この記事は約 4 分で読めます。
何回掃除してもすぐに生える「風呂場のカビ」。24時間「換気」するしかないでしょうか? また、他のカビ対策はありますか?
お風呂のカビ対策として、24時間換気をつけっぱなしにしている人もいるでしょう。しかし、電気代が気になる人も多いかもしれません。換気扇を点けっぱなしにする以外にもカビを防ぐ方法を知りたいものです。
 
本記事では、費用をかけずにできるカビ対策を6つ紹介します。換気扇による電気代が気になる人は、今回紹介する対策方法を参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

費用を抑えた風呂場のカビ対策

お風呂場のカビ対策を費用をかけずに行いたいと考えている人も多いでしょう。特別な道具を購入せずとも、浴室内のカビを予防する方法はあります。ここでは、節約しながらカビ対策を行うポイントを紹介します。
 

お風呂上がりは浴槽のフタを閉める

湯船にお湯を張った場合、お風呂上がりには浴槽のフタを閉めましょう。災害時に備えて、浴槽にお湯を溜めたままにして、フタを開けっぱなしにしている人もいるかもしれません。
 
しかし、フタを開けっぱなしにしておくと、湯気が浴室全体に広がって湿度と温度が高くなってしまいます。浴槽のフタを閉めておけば湿度の上昇を抑えられ、カビの繁殖を防いでくれるでしょう。
 

お風呂上がりに冷水を浴室全体にかける

カビの発生を抑える方法として、お風呂上がりに浴室全体に冷水をかけて温度を下げることを習慣にしましょう。カビは高温多湿の場所を好むため、浴室内の温度と湿度が高いままだとカビが繁殖しやすくなってしまいます。
 
冷水を浴室内の壁や浴槽、床などにかけて温度を一気に下げると、カビの発生を抑えられるでしょう。また、冷水をかけることで浴室内に残った皮脂汚れやせっけんカスを洗い流せるため、カビの栄養となる汚れを減らせるメリットもあります。
 

お風呂上がりに浴室の水気をふく

お風呂上がりに、浴室の壁や鏡、蛇口、浴槽のヘリなどの水分をふき取っておくことはカビ対策に効果があります。カビは湿気を好むため、浴室の水分を取り除いてカビが繁殖しにくい環境を作ることが大切です。
 
また、鏡や蛇口などの水分をふき取っておくと、水垢の発生も予防できます。水垢はそのままにしておくとカビの温床となるため、しっかりふき取っておきましょう。
 

浴室内に物を置きすぎない

浴室内に物を置いていると、物の底に水が溜まりやすくなりカビが発生してしまいます。シャンプーやボディソープなどのボトル類は、そのまま置いておくと底がヌルヌルになることがあるでしょう。
 
ぬめりは黒カビの発生を招きます。お風呂に入った後に浴室と物の水気をふき取るのが面倒な人は、浴室内に物を置きすぎないようにするのがおすすめです。シャンプーやボディソープなどのボトルは台に置くのではなく、フックでつるすとぬめりが発生しにくくなります。
 

排水溝のごみは毎日とる

排水溝のごみを毎日取り除くこともカビ対策につながります。排水溝に溜まった皮脂汚れや髪の毛、せっけんカスなどは、カビが繁殖するための栄養となります。そのため、毎日排水溝のごみを取り除いて清潔に保つことが大切です。
 
特に、ロングヘアーの人は髪の毛が排水溝に溜まりやすいため、毎日取り除くよう習慣づけましょう。定期的に掃除をしておくと、排水溝が詰まったり大掃除をしたりすることも不要です。
 

ときどき浴室内に熱湯をかける

カビを死滅させるために、浴室内に50℃ほどのお湯をかけることもおすすめです。特にカビが発生しやすい浴槽周辺や洗い場周りなどは、念入りに熱湯をかけましょう。熱湯はカビの胞子や菌を除去するのに役立ち、浴室内を清潔に保ってくれます。
 

お金をかけなくても風呂場のカビ対策はできる

お風呂場のカビは多くの人を悩ませている問題です。換気扇を1日中点けっぱなしにしたり、市販のカビ取り製品を使用したりするなど、さまざまな方法で対策を行えます。
 
しかし、カビ対策にお金をあまりかけたくない人もいるかもしれません。今回紹介したのは、お金をかけずにすぐに始められるカビ対策です。費用を節約しながらカビ対策を行いたいと考えている方は、ぜひ参考にして快適なバスルームを維持しましょう。
 

出典

文部科学省 カビ対策マニュアル 実践編
DIY LABO 浴室のカビを予防するには?お風呂上がりに習慣づけよう!
アース製薬 黒カビやピンクヌメリとはもうサヨナラ!お風呂のカビ掃除と予防方法 | お風呂なび
ハウスクリーニングのことならおそうじ革命 お風呂のカビ対策は簡単!効果的なカビ防止グッズと毎日できる簡単な6つの予防法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集