更新日: 2024.10.11 その他暮らし

「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入したいという夫。世帯年収「560万円」でプラドのローンも「月4万円」あるのに、無理がありますよね…?

「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入したいという夫。世帯年収「560万円」でプラドのローンも「月4万円」あるのに、無理がありますよね…?
車好きの人は、さまざまな車に乗ってみたい、乗り換えたいと考えることがあるようです。実際に車好きの人の中には、すでに車があるにもかかわらずほかの車も購入したいと考える人もいるでしょう。
 
今回は「ランドクルーザープラド」を所有している状態で、「レクサス」を新車で購入する場合、世帯年収560万円で購入できるのかをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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世帯年収560万円で「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入できる?

世帯年収560万円で、「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入することは難しいと考えられます。
 
「ランドクルーザープラド」の支払いがあるにもかかわらずレクサスを新車で購入すると、現在4万円で組んでいるローンに対してさらに上乗せされるため、大きな負担になってしまうと考えられるでしょう。
 
下取りや残価設定型クレジットなどを用いてランドクルーザーを手放すのであれば、レクサスへの乗り換えはできるかもしれません。しかし、どちらも維持する前提で購入するのであれば、あまり現実的な選択肢とはいえない可能性があります。
 

世帯年収560万円でレクサスの新車購入が難しい理由

世帯年収560万円でレクサスの新車購入が難しい理由として、以下の2つがあげられます。


・レクサスの価格帯
・ほかの生活費への影響

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
 

レクサスの価格帯

世帯年収560万円でレクサスの購入が難しいと考えられる一番の理由に、レクサスの価格帯があげられます。例えばレクサスの中でも比較的安いモデルとされている「IS300」を購入するとしても、車両価格は481万円が最低価格です。
 
このモデルを残価設定型クレジットで購入しようとする場合、総支払い回数60回、頭金150万円に設定し、実質年率が4.4%の場合で月々3万9800円(初回のみ4万5687円)の支払いが必要になります。
 
前述したランドクルーザープラドの毎月の支払額とあわせると、出費額は約8万円です。車両代だけでこのような金額になることを考えると、あまり現実的な選択肢とはいえないでしょう。
 

ほかの生活費への影響

現在の出費にレクサスのローンが加わると、ほかの生活費へ影響を及ぼす可能性が考えられます。例えば家賃や食費など、普段の生活を圧迫してしまうかもしれません。
 
年収560万円の場合、月の手取りは36万円程度と考えられます。厚生労働省の「家計調査報告家計収支編2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯の支出は、29万3997円です。
 
この中には自動車等関連費が2万5316円含まれているため、差し引くと約27万円が車以外の生活費と想定できるでしょう。月の手取り36万円から生活費約27万円を差し引くと、残りは9万円となります。そのため、車両代だけで見ると月の手取りで賄えるかもしれません。
 
ただし、車を購入する場合、車両代を支払って終わりではないでしょう。走行するためにガソリンを入れたり、保険代を支払ったりなど、さまざまな費用が発生すると考えられます。仮に車を2台持つと想定した場合、単純計算にはなりますが、現在かかっている維持費が倍になると考えられます。
 
無理なく維持できるのであれば問題はありませんが、購入を検討する際は、収入に対して支出が大きくなり過ぎないかをしっかり確認する必要があるでしょう。
 

世帯年収560万円で「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入するのは難しいと考えられる

世帯年収560万円の場合、「ランドクルーザープラド」があるのに「レクサス」を新車で購入するのは難しいと考えられます。おもには金額面の問題に直面する可能性が高く、購入によって生活費が圧迫されたり、支払いができなかったりなどのトラブルにつながるかもしれません。
 
どうしても購入したいのであれば、まずは家庭の収入と支出をしっかりと計算する必要があります。そのうえで購入できると夫婦で判断したのであれば、レクサスの見積もりを取ってみるとよいでしょう。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 LEXUS メーカー参考価格
総務省 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 Ⅰ 家計収支の概況(二人以上の世帯)1 二人以上の世帯の家計消費 (2)その他の消費支出、食料、住居などが実質減少 表Iー1ー1 消費支出の費目別対前年増減率(二人以上の世帯)ー2023年ー(5ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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