「子どもの帰省代」は「親が負担」? それとも「子どもの負担」? みんなの帰省事情を教えて!

配信日: 2024.10.22

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「子どもの帰省代」は「親が負担」? それとも「子どもの負担」? みんなの帰省事情を教えて!
子どもが大きくなると、お盆や年末年始の帰省にかかる費用が増えることもあるでしょう。子どもが住んでいる場所によっては、帰省にかかる費用が10万円以上かかる場合もあるかもしれません。そこで今回は、子どもの帰省代を負担している親の割合はどれくらいなのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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帰省代を負担している親世帯の割合はどれくらい?

ハルメクが実施した「お金に関するアンケート」によると、子どもの帰省時にかかる費用に関して、表1の結果がでました。
 
表1

全額親が負担 17.9%
一部親が負担 33.3%
一部を子どもが負担 17.1%
全額折半 0.8%
全国子どもが負担 22.8%
その他 8.1%

※ハルメク「子どもの帰省、親の負担相場は5万!?親子の経済事情」より筆者作成
 
また、親が負担する金額の割合は、表2の通りです。
 
表2

1万円未満 22.9%
1万円以上~3万円未満 39.8%
3万円以上~5万円未満 19.3%
5万円以上~7万円未満 4.8%
7万円以上~10万円未満 4.8%
10万円以上 8.4%

※ハルメク「子どもの帰省、親の負担相場は5万!?親子の経済事情」より筆者作成
 
全体としては最大3万円までが多数であることが分かります。
 

帰省にかかる費用の平均は

ソニー損保調べ「お盆の帰省に関する調査(2018年)」によると、移動手段による帰省費用の平均と許容範囲は、表3の通りでした。
 
表3

移動手段 平均費用 許容範囲
自家用車 1万8393円 1万9155円
鉄道 3万8493円 4万1092円
飛行機 6万1583円 5万4558円

※ソニー損保「お盆の帰省に関する調査(2018年)」より筆者作成
 
上記の平均費用と許容範囲を比較すると、飛行機は許容範囲を超えていることが分かります。費用が高いと帰省を思いとどまってしまうかもしれませんが、少しでも援助があれば帰省しやすくなる可能性があります。
 

帰省代を安くする方法

帰省における一番のネックは移動費だと考えられます。帰省にかかる費用を親が全額負担できなかったり、子どもも親には負担をかけさせたくないと思ったりするかもしれません。とくに電車や飛行機の利用は費用が高額になる傾向があるため、子どもの帰省が億劫になってしまう可能性があります。
 
帰省代を安くする方法として、交通機関や航空会社の早割特典の利用がおすすめです。JR西日本では、最大14日前にネット予約を利用することで、特急電車を割引料金で利用できるようです。新幹線も、28日前までに予約すれば割引料金で乗車できるサービスがあるようです。ただし、お盆や年末といった帰省シーズンは対象外です。費用を安く抑えるなら、帰省シーズンから時期を少しずらしてみるのもよいでしょう。
 
また、飛行機もハイシーズンから外れると料金が安くなる傾向があります。
 
どうしてもシーズン中に帰省したい場合は、レンタカーを利用するのもおすすめです。高速道路代はかかりますが、距離によっては電車や飛行機よりも安く移動できる可能性があるでしょう。ただし、帰省シーズン中は渋滞が発生しやすい点に注意してください。
 

できるなら帰省する時期はずらしたほうがよい

帰省シーズンは各交通機関の料金が高くなり、渋滞も発生しやすくなる傾向があります。休みの関係でシーズン中しか帰省できないケースも多いかもしれませんが、帰省費用や混雑状況を考慮するなら、帰省する時期をずらしたほうがよいでしょう。
 

出典

ハルメク 子どもの帰省、親の負担相場は5万!?親子の経済事情
ソニー損害保険株式会社 お盆の帰省に関する調査(2018年)
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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