災害に備えて家に食料を蓄えていますが、出先の対策が全くできていません…。普段から何を持ち歩けばよいでしょうか?

配信日: 2024.10.24

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災害に備えて家に食料を蓄えていますが、出先の対策が全くできていません…。普段から何を持ち歩けばよいでしょうか?
地震大国である日本において、災害に対する備えは必要不可欠でしょう。無論、注意すべきは地震だけではありません。あらゆる災害に対して、一人ひとりができるかぎりの対策を講じておくべきです。
 
災害に備えて、食料や飲料水などを含めた防災グッズを自宅に備蓄している方は多いと思われます。しかし、出先で災害に遭った場合の対策まで講じている方は少数派でしょう。いつ災害に遭うか予測できない以上、外出先での災害対策もすべきであることはいうまでもありません。
 
そこで、本記事では出先での災害対策について、持ち歩くべき防災グッズなどを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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持ち歩いておくべき防災グッズ

日常生活では不必要に感じ、荷物とさえ感じる防災グッズであっても、災害時のような緊急事態では強い味方になります。全て持ち歩くことは難しくても、優先順位を決めて持ち歩いておくことをおすすめします。
 
普段から持ち歩いておくべき防災グッズは以下の通りです。

●モバイルバッテリー
●身分証明書
●筆記用具・メモ帳
●小銭(公衆電話用の10円玉など)
●家族の写真
●マスク
●ばんそうこう
●目薬
●ウエットティッシュ
●汗拭きシート
●大判のハンカチ
●飴やゼリー飲料などの保存期間が長い食べ物
●レジ袋
●冷感タオル(夏用)や使い捨てカイロ(冬用)
●携帯トイレ
●防犯ブザーや笛
●小型ライト

上記はあくまで基本的なもののため、ご自身に合わせて取捨選択しながらカスタマイズしてください。例えば、常備薬の類いは人それぞれ異なりますので、普段から飲んでいる薬があれば、そちらも入れるようにしましょう。
 
モバイルバッテリーや衛生用品などは災害時でなくても、持ち歩いておくと便利でしょう。特にモバイルバッテリーは災害対策を考慮するなら、大容量のものを選ぶと安心です。
 
携帯電話に連絡先を登録していると、電話番号を覚えていないケースは少なくありません。緊急連絡先をメモ帳などに書いておくと、公衆電話などで連絡する際に役立ちます。ただし、個人情報のため、取り扱いには十分に注意しましょう。
 
コンビニなど、出先で調達できるものも多く含まれますが、災害時のような緊急事態ではすんなりと手に入るか分かりません。あらかじめ、準備しておくほうが安心といえるでしょう。
 

災害時におけるキャッシュレス決済

キャッシュレス決済が急速に普及している昨今では、外出時に現金を持ち歩かない方もいるでしょう。しかし災害時に停電してしまうと、店舗によってはクレジットカードやコード決済などによる、キャッシュレス決済ができなくなってしまいます。そうなると、キャッシュレス決済は災害時においてデメリットが多いように感じますが、以下の対応をしている店舗では利用が可能です。

●自家発電ができる
●クレジットカードでインプリンターによる決済
●有線によるモバイル決済
●ユーザースキャン方式によるQRコード決済

また、現金は破損や紛失をすると決済ができないうえに、資産そのものも失います。しかし、キャッシュレス決済であれば、資産を失うリスクは抑えられるでしょう。例えば、クレジットカードを紛失した場合には利用停止のうえで再発行、状況次第ですが盗難の場合には返金も利きます。
 
とはいえ、キャッシュレス決済における停電時の脆弱性は否めません。キャッシュレス決済だけに頼るのではなく、災害時に備えて現金も持ち合わせておくとよいでしょう。両替できない場合に備えて、細かい現金を持っておくとより安心です。
 

家だけでなく出先での災害の備えもしておこう

モバイルバッテリーや常備薬、衛生用品など、災害に備えて持ち歩くべき防災グッズは意外と多いです。人によって必要なものは異なるため、基本的なものも含めて自分なりにカスタマイズしておくとよいでしょう。荷物になってしまいますが、持ち歩けない量ではないでしょう。
 
昨今では、便利な決済方法としてキャッシュレス決済が普及していますが、停電時における脆弱性は懸念点の一つです。日常生活での決済方法はキャッシュレスがメインという方でも、災害時に備えて多少の現金を持ち歩いておくことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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