更新日: 2024.10.24 その他暮らし

自宅と職場と外出時の全てで「防災グッズ」をそろえる場合、費用はいくらぐらいになるのでしょうか…?

自宅と職場と外出時の全てで「防災グッズ」をそろえる場合、費用はいくらぐらいになるのでしょうか…?
今や、災害が身近な存在として捉えられている日本において、防災グッズは必要不可欠といえるでしょう。しかし、防災グッズを準備するにあたって懸念点になるのが費用面です。
 
そこで、本記事では状況に合わせた防災グッズを準備する場合において、費用面から解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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外出時用の防災グッズ

外出時の防災グッズを用意する場合、基本になるのは非常用の持ち出し袋です。自宅の玄関近くなどに置いておき、避難をする際に持ち運ぶことを前提にしています。いわば、緊急時に数日間生き延びるための備えです。
 
非常用の持ち出し袋に入れておいたほうがよい中身は、以下の通りです。

●生活必需品(メガネやコンタクトなど)
●常備薬
●雨具
●ヘルメット
●ライト
●安全靴とグローブ
●ラジオ
●モバイルバッテリーと電池
●防災マップやマニュアル
●応急手当用の道具
●下着類などの着替え
●カイロ
●マスクやウェットティッシュなどの衛生用品
●生理用品
●携帯用トイレ
●レジャーシート
●防災用の食料品
●現金(小銭や千円札など)

上記はあくまで基本的なものなので、自分や家族に合わせてカスタマイズするとよいでしょう。乳児や高齢者が家族にいる場合は、おむつなどさらに必要なものが増えるはずです。
 
非常用持ち出し袋の相場は1人あたり1万~1万5000円ほどですが、購入するメーカーによって大きく異なります。100円ショップの商品で代替できる場合も多く、メーカーにこだわらなければもっと安価に用意することも可能でしょう。
 
また、基本的な防災グッズがセットになっている商品もあります。個々に購入して集めるよりも手っ取り早く、場合によっては安価に準備できるのでおすすめです。
 
ただし、外出時にこれらの防災グッズを全て持ち歩くことは現実的ではありません。必要なものは上記のリストなどを参考に、携帯しやすいものをコンパクトにまとめて持ち歩くとよいでしょう。例えば、モバイルバッテリーや薬を含む衛生用品類などです。
 
必要なものを絞っていくと、非常用持ち出し袋の中身を丸々1つ分用意しなくてすむので、費用としては数千円程度におさまるでしょう。
 

職場用の防災グッズ

非常用持ち出し袋は、職場用の防災グッズにもなります。基本的な中身は非常用持ち出し袋と変わらないため、費用相場も1万~1万5000円です。会社で用意している場合が多いので、中身を確認して足りないものを自分で用意するとよいでしょう。
 
また、職場で寝泊まりする可能性を考慮するなら、ブランケットや動きやすい着替え、お菓子などを追加して備えておくと安心です。職場で数日間寝泊まりした後でも、交通機関がストップしている可能性はあります。徒歩での帰宅が必要になる場合を想定して、履き慣れたスニーカーなどを用意しておくのも効果的です。
 

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自宅用の防災グッズ

自宅用の防災グッズ、いわゆる防災備蓄はライフラインなどが途絶え、長期的に自宅での避難生活が必要になった場合への備えです。
 
自宅用の防災備蓄で準備すべきアイテムは以下の通りです。

●常備薬
●ウェットティッシュなどの衛生用品
●飲料水と保存できる食料品
●携帯用トイレ
●カセットコンロ
●モバイルバッテリーや電池
●ラジオ
●ライト

上記も基本的なものであり、家族構成などの状況に合わせて必要なものを足しておきましょう。
 
なお、自宅用の防災備蓄では1週間分の物資を準備したほうがよいといわれています。携帯トイレは1日あたり5回分を7日分で35回分、水は1日あたり3リットルを7日分で21リットルです。ただし、これらは1人分のため、例えば4人家族なら4倍の量を準備しましょう。
 
費用は1人あたり2万円前後とされていますが、非常用持ち出し袋と同様に安価なもので代替できる場合もあります。注意深く製品を選べば、より安く用意することは可能でしょう。
 

防災グッズの準備は早いうちから計画的に

想定する状況によって準備すべき防災グッズは異なりますが、自宅用には持ち出し袋と防災備蓄で3万5000円、職場用に持ち出し袋で1万5000円、外出時の携帯用に数千円がかかる見込みです。つまり、多く見積もって6万円ほどでしょう。
 
しかし、中身を自分の必要なものに絞り込む、メーカーにこだわらずに安価なもので代替するなど工夫をすれば、上記の試算以上に安く準備することも可能です。一度に準備しようとすると大きな出費になりかねませんから、早いうちから計画的に準備しておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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