更新日: 2024.10.28 その他暮らし

「免許を取りたい」と言う大学1年生の息子。18歳で免許を取るのが一般的なのでしょうか?大学卒業間近でもいいのでは…?

「免許を取りたい」と言う大学1年生の息子。18歳で免許を取るのが一般的なのでしょうか?大学卒業間近でもいいのでは…?
車の免許は18歳以上であれば取得可能ですが、大学生になったばかりだと「まだ早いのでは?」と感じる親御さんもいるでしょう。実際に18歳で免許を取っている人もいますが、20歳以上で取得する人の方が多いようです。
 
さらに、免許を取得するには自動車学校に通う時間と、まとまった費用を用意する必要もあります。この記事では、免許を取得するタイミングや、かかる費用について詳しく解説します。費用がない場合の対処方法もご紹介するため、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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免許保有者の年齢

大学1年生にあたる18~19歳で、免許保有者がどの程度いるのか見ていきましょう。警察庁交通局運転免許課「運転免許統計 令和5年版」によると年齢別の免許保有者は表1の通りです。
 
表1

年齢 普通自動車第一種免許保有人数
18歳 13万2690人
19歳 53万1099人
20~24歳 432万597人

出典:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計 令和5年版」を基に筆者作成
 
このことから、大学在学中に免許を取る人もいることが分かります。
 
ただし、20~24歳の免許保有者は約432万人となり、18歳や19歳と比べても大きく増えていることも分かりました。このことから、免許は大学卒業間近、または卒業後に取得する人の方が多いことが想定できます。
 

免許取得にかかる費用

免許を取得するには自動車学校に通う必要があるため、まとまった費用が必要です。自動車学校に通わなくても本試験に合格すれば免許は取れますが、学科試験と技能試験の両方に合格する必要があり、自分で仮免許を取得する必要もあるため難しいと感じる方もいるでしょう。
 
ここからは、自動車学校に通って、普通自動車第一種免許を取得する場合にかかる費用を見ていきましょう。費用は原付の免許も所有していない、と仮定してご紹介します。
 
ある自動車学校の入学から免許取得までにかかる費用を調べたところ、普通自動車の免許取得にかかる費用はマニュアル車で31万960円、オートマチック車だと29万4790円でした。オートマチック車の方が1万6170円安いことが分かります。費用の内訳は以下の通りです。

●入学金
●技能教習料金
●学科教習料金
●修了検定
●卒業検定
●写真代
●教本代
●適性検査
●高速通行料
●応急用品
●卒業証明書代
●原付
●仮免許証手数料

費用は仮免許を取得できなかったり夜間の授業を受けたりすると、追加料金が発生する可能性もあります。原付免許を取得していると原付講習が免除されるため、費用もおさえられるでしょう。ただし、自動車学校によって費用が異なるため、詳しくは各自動車学校に問い合わせてみてください。
 

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免許を取得するための費用がない場合

免許を取得するためには30万円程度のまとまった費用が必要ですが、すぐに準備できない人もいるでしょう。費用がない場合は、貯金するかローンを組んで支払う方法があります。ローンは自動車学校でも用意している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
 
ほかにも銀行の「免許取得ローン」や「マイカーローン」などがあります。「マイカーローン」は車を購入する際のローンに対応していますが、運転免許取得費用として利用可能な場合もあるため確認しておくといいでしょう。
 
ただし、ローンを組むと利息がかかる可能性があるため、トータルの支払額も高くついてしまうでしょう。さらに、審査に通らないと自動車学校に通えません。利息がつくことが嫌な人や審査に通らなかった人は、貯金して自動車学校に通う必要があります。
 
貯金を選ぶ人は大学卒業間近、または卒業後に免許を取得するのもいいでしょう。
 

18歳で免許を取っている人もいるが、20歳以上の方が多い

普通自動車第一種免許は、18歳や19歳で取得している人もいます。ただし、20~24歳で取る人の方が多いため、大学卒業間近や卒業後に取ることが一般的だといえるでしょう。免許を取得するには自動車学校に通う必要があり、かかる費用は30万円程度です。
 
免許を取得するのにまとまった費用が必要なためローンを組む人もいますが、審査に通らない場合は自動車学校に通えないため注意が必要です。さらに、ローンを組むと利息がかかる可能性があるため、トータルで見て高くついてしまいます。
 
ローンを組むことが嫌な人や審査に通らなかった人は、貯金して免許を取る方法もあります。免許を取るには時間とお金もかかるため、大学卒業間近、または卒業後に取得するのもいいでしょう。
 

出典

警察庁交通局運転免許課 運転免許統計 令和5年版(4ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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