アパートの2階に住んでいますが、妻は室内で「エア縄跳び」をします。振動・騒音対策をしたほうがよい気がするのですが、なにか対策はありますか?

配信日: 2024.11.05

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アパートの2階に住んでいますが、妻は室内で「エア縄跳び」をします。振動・騒音対策をしたほうがよい気がするのですが、なにか対策はありますか?
アパートの振動・騒音問題に悩んでいる方は珍しくありません。当事者同士の話し合いがうまくいかないと、大きなトラブルに発展する恐れもあります。2階以上に住んでいて室内で運動をしたい場合、騒音や振動対策は可能なかぎり行ったほうがよいでしょう。
 
本記事では、アパートで騒音が気になりやすい原因や、費用をおさえて騒音・振動対策を実施する方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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アパートで騒音が気になりやすい原因は?

アパートは、木造・鉄筋・鉄筋コンクリート等で建てられています。このなかでは鉄筋コンクリートが最も防音性が高く、木造は通気性がよいだけに音や振動を通しやすい傾向があります。しかし、軽量鉄骨も構造によっては騒音や振動が伝わりやすいため、室内で運動したい場合は、まず構造をチェックしましょう。
 
また、アパートが建っている場所も重要です。閑静な住宅街と夜でも騒がしい繁華街では同じレベルの騒音や振動でも気になったり気になりにくかったりするでしょう。
 
騒音や振動問題を気にせずアパートで運動したい場合、家賃が高くても防音性が高く、振動が伝わりにくい物件を選ぶことも重要です。
 

防音マットやカーテンでアパートの騒音・振動をおさえる

現在住んでいるアパートで運動をしたい場合、アパートの騒音や振動をおさえる対策をしておくことが大切です。騒音・振動対策にはさまざまな方法がありますが、個人で行う場合は、数千~数万円で手に入る騒音・防音対策グッズを使うのが一般的です。
 
本項では、個人で手軽にできて部屋の内装も傷めない防音・騒音対策を紹介します。運動だけでなく、子育て中の方なども参考になるでしょう。
 

防音マット・防音ラグ

防音マットや防音ラグを利用すれば、一定の防音・騒音効果が得られます。防音マットや防音ラグはほしい分だけ切り売りしているところも多く、インターネット通販やホームセンターなどで手軽に手に入ります。値段も部屋の広さなどによりますが、数千円~、高くても数万円です。
 
敷くだけで防音効果や振動効果を得られるため、建物の内装を傷つけることもありません。エア縄跳びをするときだけ防音効果を得たいならば、部屋全体にマットやラグを敷く必要もないため、安価で対策ができるでしょう。
 

吸音カーテンと併用するとより効果的

吸音カーテンを併用すると、より防音効果が高まります。例えば、アパートが古く普通に歩いていても騒音や振動が階下に伝わりやすい場合は、吸音カーテンを利用しましょう。こちらも窓のサイズなどによりますが、数千円~、高くても数万円で購入できます。
 
また、吸音カーテンは遮光効果や断熱効果が高い製品も多いです。断熱効果が高いカーテンを使えば、光熱費の節約効果も高まります。
 

音を立てずに有酸素運動する

室内で行える運動は、エア縄跳びだけではありません。エア縄跳びより音を立てずに行える運動もたくさんあります。
 
古い木造のアパートで騒音が伝わりやすい場合や、周囲が閑静な住宅街で夜になると自動車の音もまばらといった場合は、エア縄跳び以外の運動も試してみましょう。
 
本項では、大きな音や振動が出にくい有酸素運動を2つ紹介します。
 

踏み台昇降

踏み台昇降は一定時間行うことで、有酸素運動になるだけでなく太ももやふくらはぎの筋肉も鍛えられます。30分で1時間ウオーキングしたのと同程度の効果が得られ、テレビを見たりラジオを聴いたりしながらできるので、飽きっぽい方でも続けやすいでしょう。
 
音を立てずに踏み台昇降を行うコツは、段差を低めにしておくことです。踏み台昇降用ステップ台は3000~5000円程度で販売されており、高さ調節ができる専用の器具もあるので、活用してみましょう。
 

ボクササイズ

ボクササイズは、ボクシングの動作やトレーニングを取り入れたエクササイズです。主に上半身を多く動かすため、エア縄跳びに比べると音や振動が階下に伝わりにくいでしょう。
 
ボクササイズは、インストラクターが動画をインターネット上に公開しているほか、DVD付きの教本も2000円弱で多く販売されています。初心者でも始めやすく、全身を効果的に動かせます。
 

集合住宅での運動は階下の人などに迷惑をかけないようにしよう

室内で行える運動を定期的に行っていれば、運動不足も解消できて健康や美容にも効果的です。
 
しかし、アパートの2階以上で運動する場合は、階下などへ騒音や振動で迷惑をかけないように対策を行わなければなりません。例えば、防音マットや防音ラグを利用すれば、安価かつ室内を傷つけることなく騒音対策を行えます。また、エア縄跳び以外で音を立てない運動もあります。
 
それでも階下の人などに迷惑をかけてしまう場合は、家賃が高くなる可能性がありますが、防音性が高く、振動が伝わりにくい物件へ引っ越しをしたほうがよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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