友人の結婚式に参列します。「華やかにしたいから、黒のドレスはやめてほしい」と言われたのですが、新しいドレスを買う必要があるなら、その分「ご祝儀」を少なくしても問題ないでしょうか?
配信日: 2024.11.07
しかし、招かれた側にとっては、ドレスコードに沿った衣装を用意する準備が大変ではあります。
新郎新婦側の希望でドレスを新調する場合、ご祝儀からドレスにかかったお金を引くことは非常識なことなのでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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結婚式に黒のドレスを着ても良いの?
一般的に白色は花嫁の色と言われ、新婦以外は結婚式では控えるのがマナーです。では黒いドレスはどうなのでしょうか?
結婚式のお呼ばれドレスに黒を選ぶことは、マナー違反ではありません。ただし、黒いストッキングと合わせるなど全身黒で結婚式に参列することは、お葬式を連想させるためNGと言われています。全身黒でなければ、黒いドレスで結婚式に参列するのは、マナー違反ではありません。
黒色はフォーマルな印象が強く使いやすいと人気の色ですが、地味になりがちです。結婚式で、ゲストには華やかな明るい色のドレスを着てほしいと思う新郎新婦もいるようです。質問にあるように、新郎新婦側から服装の指定がある場合、黒色は避けたほうが無難でしょう。
ご祝儀が2万円は非常識?
友人の結婚式で包むご祝儀の相場は、3万円です。しかし、状況によっては3万円を包むのが難しい場合もあるでしょう。経済的に厳しく3万円を包めない場合は、2万円でも問題ないようです。
新郎新婦は、ゲスト1人をもてなすのに一般的に2万円ほどのお金をかけているとされています。そうすると、ご祝儀3万円の内訳は、2万円がおもてなしにかかる費用、1万円がお祝いのお金と考えられるからです。
結婚式に参列するため1万円のドレスを購入し、金銭面で厳しくなったのであれば、ご祝儀が2万円でも非常識にはならないでしょう。
ご祝儀に2万円を包む場合は、新郎新婦が縁起を気にするタイプであれば1万円札1枚と5000円札2枚にして、お札の枚数が奇数になるようにするのがおすすめです。もっとも、最近はお札が2枚でペアという考え方から、偶数でも気にしない人も増えています。
事前に相談しておくのもあり
結婚式に招待されるほどの仲の友人であれば、衣装について事前に新婦に相談するのもいいでしょう。ドレスを新調してまで黒を避けてほしい、とは思っていない可能性もありますよね。
手持ちのドレスが黒色しかなく、ドレスコードに沿った服装が難しいと相談しておけば、「小物を使って華やかになるのであれば黒でも良い」と言ってくれる可能性もあります。また、黒色以外のドレスを用意するために、ドレスのレンタルサービスを使うのも1つの方法です。
まとめ
結婚式のご祝儀の相場は3万円ですが、経済的に厳しい状況なのであれば2万円でも問題ないと言われています。新郎新婦の意向に沿うためにドレスを購入した結果、ご祝儀に3万円を包むのが厳しいという場合、ご祝儀を2万円しても問題ないでしょう。
いくら2万円でも問題ないといっても、もし後ろめたさを感じるのであれば、ご祝儀とは別にちょっとした贈り物をしても良いでしょう。
また、ドレスコードに沿った服装が難しいことを事前に新婦に相談したり、ドレスのレンタルサービスなどを活用したりすることも検討してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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