更新日: 2024.11.11 その他暮らし

転勤になり「スーパーカブ」の購入を考えています。「50cc」と「110cc」で悩んでいるのですが、燃費を考えるとどちらがよいでしょうか?

転勤になり「スーパーカブ」の購入を考えています。「50cc」と「110cc」で悩んでいるのですが、燃費を考えるとどちらがよいでしょうか?
転勤になったときには、通勤手段が電車や徒歩から車やバイク通勤に変わるケースも考えられます。車やバイクで通勤する場合、少しでもガソリン代を節約したいと思うのは当然でしょう。
 
バイク通勤におすすめの車種として、ホンダの「スーパーカブ」が挙げられます。50cc・110ccともに、走行性能も燃費性能も優れています。
 
本記事では、スーパーカブの燃費性能について解説するので、気になる人は参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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スーパーカブ50cc・110ccの燃費性能はどれくらい?

スーパーカブは世界生産累計1億台を超えている日本を代表するバイクであり、日常シーンからビジネスシーンまで幅広いシーンで活躍してきました。重たい荷物も気軽に積めるリアキャリアも特徴といえ、機能性とデザイン性を実現しています。
 
選ばれてきた理由として、長期間安心して使える耐久性・高い燃費性能が挙げられます。
 
2024年11月現在では、スーパーカブは50ccと110ccが販売されていますが、どちらも燃費性能は高いです。カラーリングについても豊富な種類があるため、それぞれの考え方やライフスタイルに合わせて選択できます。
 
希望小売価格や燃費性能などについては、図表1を参考にしてください。
 
図表1

希望小売価格(税込) 燃費消費率 カラーリング
50cc 24万7500円 105.0キロメートル/リットル ・バージンベージュ
・グリントウェーブブルーメタリック
・タスマニアグリーンメタリック
110cc 30万2500円 68.0キロメートル/リットル ・フレアオレンジメタリック
・グリントウェーブブルーメタリック
・バージンベージュ
・クラシカルホワイト
・タスマニアグリーンメタリック

Honda公式サイト スーパーカブ スーパーカブ50/110 を基に作成
 
燃費性能だけを見るとスーパーカブ50ccのほうが優れているのに加えて、排気量的にも普通自動車運転免許を持っていれば運転も問題ありません。
 
仮に仕事場への距離が片道10キロメートル・往復20キロメートルで毎月20日間出勤、ガソリン代が170円/リットルとして50cc・110ccともに1ヶ月の料金を計算してみます。

●50cc:往復20キロメートル×20日間=400キロメートル÷105.0キロメートル/リットル=約3.8リットル×170円=約646円
●110cc:往復20キロメートル×20日間=400キロメートル÷68.0キロメートル/リットル=約5.8リットル×170円=約986円

1ヶ月あたりの違いについては約986円-約646円=約340円の差があり、1年間で考えると約340円×12ヶ月=約4080円です。燃費性能だけを視野に入れて考えると、スーパーカブ50ccのほうがいいといえます。
 

利便性も含めるとスーパーカブ110ccも魅力がある

燃費性能ならスーパーカブ50ccのほうが優れていますが、原付に区分されるので法定速度は最高30キロメートルです。一方でスーパーカブ110ccは法定速度が最高60キロメートルなので、車と同じような感覚で走行できます。
 
ほかにもメリットとして二人乗りができる・二段階右折が不要などが挙げられ、いろいろな場面で取り扱いしやすいです。ただし、スーパーカブ110ccに乗るには、AT小型限定普通二輪免許以上を取得しなければなりません。
 
燃費以外の部分にも目を向けつつ、自分にとってどちらが合っているかの判断することが重要です。通勤以外の遠出や買い物にも使いたいと考えているなら、機動力に優れているスーパーカブ110ccのほうがいいかもしれません。
 

まとめ

スーパーカブは耐久性の高さや燃費性能の高さが魅力であり、現在でも日本中・世界中で活躍しています。燃費性能だけを見ると50ccのほうが優れていますが、法定速度などを視野に入れると110ccも魅力的です。
 
自身の考え方やライフスタイルを総合的に考えて、50ccと110ccを選択してください。
 

出典

Honda公式サイト Cub Stories【Special】生産累計1億台達成
Honda公式サイト スーパーカブ スーパーカブ50/110
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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