更新日: 2024.11.13 その他暮らし
コインパーキングで「最大利用時間」を超えた時間の駐車をしたいときは「事前申告」すればよいって本当? 詳しい内容を教えて!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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最大利用時間を超えそうなときの対応方法
多くの場合、コインパーキングでは「最大利用時間」が各社で決められています。タイムズ24株式会社が運営する「タイムズパーキング」では、最長48時間まで駐車できます。三井不動産リアルティ株式会社が運営する「三井のリパーク」も最長48時間です。
48時間を超えて駐車したい場合は、各社とも事前に連絡しておく必要があるとしています。タイムズパーキングの場合は「長期駐車の事前申告」で駐車時間の延長ができ、三井のリパークでも、駐車場の看板に記載されたコールセンターへ連絡する必要があります。
コインパーキングの最大料金とは
長時間利用で気になるのが、コインパーキングの駐車料金です。コインパーキングでは一般的に「通常料金」と「最大料金」の2種類が設定されています。
通常料金は使用した時間分が加算される形式で、時間帯によって料金設定が異なる駐車場もあります。
最大料金とは、時間区切りや1日単位など、規定の時間内に駐車した場合の限度額が設定されている駐車場です。通常料金と同様に加算されますが、限度額を超えても最大料金以上を支払う必要がなく、長時間駐車したい場合にはお得なシステムです。
最大料金には、「入庫後24時間以内」「23~8時以内」「平日(月~金)8~20時」などの条件が設定されています。
例えば「9~18時、1時間あたり800円、最大料金2400円」のコインパーキングを10~15時の5時間利用した場合、通常料金では800円✕5時間で4000円となりますが、最大料金の2400円しか請求されません。
コインパーキングの注意点
「最大料金が24時間以内1000円だから、48時間停めたら2000円」と判断する人がいますが、2000円で駐車できるのは「繰り返し適用」がされている駐車場のみです。
繰り返し適用がない駐車場の場合、最大料金の適用は駐車した日のみで、以降は駐車した時間分の通常料金が請求されます。
例えば「24時間以内最大2000円、1時間あたり400円」のコインパーキングに48時間駐車した場合、2000円+(400円✕24時間)となるため、請求金額は1万1600円です。
さらに、事前連絡なくコインパーキングに長期間駐車した場合は「放置車両」と見なされる可能性があるため、注意しましょう。
長時間駐車を予定している場合には事前連絡しよう
コインパーキングを利用した際、万が一最大利用時間を超えそうな場合には、必ず事前に連絡を入れるように心がけましょう。事前連絡なくコインパーキングに長期間駐車した場合は「放置車両」と見なされる可能性があります。また、長期間駐車する前にコインパーキングの料金設定をしっかりと確認し、予想外の請求金額にならないよう注意してください。
出典
タイムズ24株式会社 駐車場の利用上の注意
三井不動産リアルティ株式会社 時間貸し駐車場Q&A
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー