妻に「ディプティックの香水がほしい」とねだられました。サイトを見たら「2万円」を超えるものもあったのですが、娘の教育費を考えると手が出ません…。香水の相場はどのくらいなのでしょうか?
配信日: 2024.11.15
今回の記事では、香水の相場について詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ディプティックの香水の値段
ディプティックはパリで人気の香水で、長い歴史を持つブランドとして有名です。日本でも数店舗展開しています。また、インターネットでも販売しているため、近くに店舗がない方でも購入が可能です。
インターネットで販売されているディプティックの香水は、75mlのものだと2万5700円~3万8000円、100mlのものだと2万1000円~4万3100円となっています。ディプティックは高品質かつ知名度のあるブランドで、香水の中でも高価なものといえるでしょう。
香水の値段はどうやって決まる?
香水の値段は商品によってさまざまです。安く買えるものもあれば、ディプティックのように高いものもあります。では、香水の値段はどのようにして決まるのでしょうか。具体的に解説します。
賦香率の違い
賦香率とは、香りの強さを表す指標のことです。香水は4つに分類されており、一番香りの強いものからパルファム、オーデパルファム、オーデトワレ、オーデコロンに分けられています。値段は香りの強いものほど持続力があり、値段も高くなります。
基本的にオーデコロンが一番安いですが、ブランドものだと高価です。パルファムは値段が高い代わりに香りが長続きすることがメリットです。ただし、濃度の高さから肌に刺激を与えたり、服にシミがついてしまったりとデメリットもあります。
品質
使われている材料も値段に反映します。希少価値の高い香料だと、香水の値段は高くなるでしょう。今ではオーガニックの香水も人気があります。例えば、ミラーハリスはロンドンのブランド香水ですが、こちらも100mlで3万3900円と高価です。また、香料だけでなく品質にこだわっている場合にも高くなります。
オリジナル性
その香水のオリジナリティーも値段に関わってきます。香水をつけた直後や、時間が経ったときの香りの変化も香水においては重要なポイントです。1本の香水でブランドイメージが決まるため、オリジナリティーはとても大切です。特にブランドの香水の場合は、慎重に決めなければなりません。その難しさも加味したうえで香水の値段も決まってきます。
香水の相場
香水はブランドや容量によって異なります。値段によってどんな香水があるのかをまとめたものが表1です。
表1
容量 | 値段相場 | 香水の例 |
---|---|---|
30ml | 1000円~3000円 | ZARA DEEP GARDEN |
50ml | 2000円~7000円 | THE BODY SHOP ホワイトムスクパフュームオイル |
100ml | 5000円~1万円 | ロクシタン ヴァーベナ オードトワレ |
それぞれのHPに記載の香水の値段を基に筆者作成
上記で挙げた香水は一例です。ブランドによっては容量が少ないものでも数千円~数万円することもあります。例えば、DIORの香水は30mlで1万1150円から販売されています。
普段から香水をつける習慣がある方は、50mlから100mlの香水を選ぶとコスパがよいでしょう。反対に、いろいろな香水を楽しみたい方や香水をつける頻度が多くない方は、30mlを選ぶのがおすすめです。
香水は頻度や香りで選ぼう
香水の値段はピンからキリまでさまざまです。香水を選ぶ際は値段ももちろん大切ですが、まずは付ける人に合った香水かどうかを見極めるのがポイントです。
いくら高い香水でも、好きな香りでないのであれば、選ぶ意味がありません。香水は自分自身を表すものでもあるため、慎重に選びましょう。また、香水をつける頻度や量も考えて購入することが大切です。
出典
ディプティック すべてのフレグランス
ミラーハリス スタッカート オーデパルファム 100mL
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー