更新日: 2024.11.19 その他暮らし
パソコンを購入した際の保証書を捨ててしまったのですが、サポートは受けられますか? 15万円のパソコンのため、買い直しは痛い出費です…。
本記事では、保証書の重要性や紛失した際の対応について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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パソコン購入時にもらう保証書とは
パソコンを購入した際についてくる保証書は、メーカーがパソコンの品質を保証し、万が一の故障や不具合が発生した際に、無償修理や交換を提供するための証明になります。トラブル時に保証書を提示すれば、保証の範囲内でサポート(修理や交換など)が受けることが可能です。
保証書に記載されている情報は以下の通りです。
●購入日: 保証期間の確認に必要な情報
●販売店名:購入証明としての役割
●製品の型番やシリアルナンバー:特定の製品であることを確認するため
●無償保証や交換の範囲:保証の適用範囲や条件
保証書に記載されている情報は、故障時の修理や交換を迅速に行う際に必要となるため、大切に保管しておきましょう。
保証書を失くすと無償の修理や交換が受けられない
保証書を紛失した場合、無償の修理や交換を受けられなくなる可能性があります。ただし、レシートや購入証明書が手元に残っていれば、保証書の代わりとして使用できることがあります。保証書が見当たらない場合でも、購入を証明できる書類があれば、購入店やメーカーに修理が可能かどうか問い合わせてみましょう。
保証期間内でも保証書がなければ有料になる
保証書をなくしてしまっても、修理を受けられなくなるわけではありません。しかし、有償での修理になり、コストがかさんでしまいます。また、保証期間が終了した商品も有償修理となることを理解しておきましょう。
パソコンの修理や買い直し費用の負担を減らそう
パソコンの無償修理や交換対応を受ける際に保証書がなければ、数万円以上の費用が発生する場合もあるでしょう。修理費用が予想以上に高額になる可能性があります。
パソコンを買い直すとなると、10万円以上の出費となってしまうため、できるかぎり避けたいところです。リスクを避けるためには、保証書を決まった場所に保管することが大切です。専用のファイルを用意し、購入時の書類を整理しておくとよいでしょう。
コスト節約のためにパソコンを長持ちさせる方法
パソコンのパーツは衝撃に弱いため、丁寧に扱うことが長持ちさせるためのポイントです。特にストレージは衝撃によるデータ消失のリスクが高いため、取り扱いには細心の注意が必要です。デスクトップパソコンの場合は、本体が倒れない場所に設置しましょう。また、ノートパソコンを持ち運ぶ際には、衝撃に強いハードケースに入れることがおすすめです。
ほかにも、パソコンの寿命を延ばすためには適切な温度管理が欠かせません。直射日光が当たる場所やエアコンの風が直接かかる場所、ストーブに近い場所、換気が悪い場所などは、パソコンが過熱しやすくなります。温度管理に注意を払えば、温度の上昇を防ぎ、自動的にクロック周波数を下げる「サーマルスロットリング」の発生も抑えられるでしょう。
また、パソコンの電源をつけっぱなしにしていると、内部の温度が上昇しやすくなります。内部温度の高い状態が続くとパーツにかかる負荷が増え、寿命を縮める原因となるでしょう。パソコンを長時間使用する場合には、定期的にスリープ状態にしたり、完全にシャットダウンしたりするなど、休ませて温度上昇を防ぐことが大切です。
無償で修理や交換を行うためにも保証書はなくさない
保証書は、無償でパソコンの修理や交換を受ける際に必要な書類です。保証書を紛失すると保証期間内であっても有償での修理となる場合があり、数万円以上の費用が発生する可能性があります。
特にパソコンの部品は高額なケースが多く、保証書がなければ大きな出費は避けられません。保証書を受け取ったら必ず保管し、必要な時にすぐに取り出せるようにしておくことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー