更新日: 2024.11.25 その他暮らし

年末年始に家族で実家へ帰省する予定です。新幹線代をおさえるために「繁忙期」を避けたいのですが、いつがおすすめですか?

年末年始に家族で実家へ帰省する予定です。新幹線代をおさえるために「繁忙期」を避けたいのですが、いつがおすすめですか?
年末年始や大型連休などは繁忙期なので、新幹線代が高くなる傾向にあります。家族そろって帰省のために新幹線のチケットを取ろうとすると、予想以上に高額になってしまうこともあるでしょう。そのため、繁忙期を避けて新幹線を利用しようとする人もいるはずです。
 
本記事では、新幹線代が高くなる時期をご紹介するとともに、繁忙期とそれ以外の時期の新幹線代の違いについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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新幹線代はいつから高くなるのか?

繁忙期には多くの利用客が見込めるため、新幹線のチケット代が割高に設定されていることがあります。逆に、閑散期には通常より割安になるようです。
 
料金が割高になるのは特急の普通車指定席で、自由席は時期によって料金が変わることはないようです。また「繁忙期」と「最繁忙期」では割り増しになる料金に違いがあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
 
東海旅客鉄道株式会社によると、2024年の年末年始については、閑散期・通常期・繁忙期・最繁忙期が以下のように設定されています。

【JR東海内・JR西日本内・JR四国内・JR九州内・JR各社間(北陸新幹線・[しらさぎ][サンダーバード]を除く)】

●閑散期:2024年12月23日・24日・25日・2025年1月6日・7日・8日・9日
●通常期:2024年12月26日・2025年1月1日
●繁忙期:2024年12月27日・30日・31日・2025年1月2日・3日
●最繁忙期:2024年12月28日・29日・2025年1月4日・5日

【JR東日本内・北海道新幹線・北陸新幹線・[しらさぎ][サンダーバード]】

●閑散期:2024年12月23日・24日・25日・26日・2025年1月7日・8日・9日
●通常期:2024年12月27日
●最繁忙期:2024年12月28日~2025年1月6日

以上より、JR東海内・JR西日本内・JR四国内・JR九州内を利用する場合は12月27日から、JR東日本内・北海道新幹線・北陸新幹線・しらさぎ・サンダーバードを利用する場合は12月28日から割増料金になるため、その時期を避けて乗れるようにチケットを取ることをおすすめします。
 

時期によって新幹線代はどのくらい変わる?

最繁忙期は通常期の指定席特急料金に400円増し、繁忙期は200円増しとなります。また、閑散期は通常期の指定席特急料金から200円引きです。
 
例えば、小学2年生と4年生の子どもが2人いる4人家族が、年末に東海道新幹線の指定席を東京から新大阪まで片道で利用する場合、閑散期・通常期・繁忙期・最繁忙期でどのくらい金額が変わるのか計算したものが表1です。JR東海では、6歳~12歳未満の子どもは大人の半額となります。
 
表1

大人1人分
乗車券
大人1人分
特急料金
大人2人・子ども2人
合計
12月23日(閑散期) 8910円 5610円 4万3540円
12月26日(通常期) 8910円 5810円 4万4140円
12月27日(繁忙期) 8910円 6010円 4万4740円
12月28日(最繁忙期) 8910円 6210円 4万5340円

※筆者作成
 
閑散期と最繁忙期を比較すると、最繁忙期の方が合計金額が1800円高くなります。帰省の日程を1日ずらすだけでも負担が軽くなる可能性があるため、なるべく節約したい人は閑散期を狙うとよいでしょう。
 

閑散期にあたる12月23日~25日あたりがおすすめ

繁忙期や最繁忙期にあたる時期は新幹線の料金が高めに設定されています。例えば、JR東海内の新幹線は最繁忙期は通常期の指定席特急料金に400円増し、繁忙期は200円増しとなっており、閑散期は通常期の指定席特急料金から200円引きです。年末年始の帰省の際になるべく新幹線代をおさえたいのであれば、閑散期を狙うとよいでしょう。
 
JR東海内では2024年の年末だと12月23日・24日・25日が閑散期にあたるため、早めに仕事の休みを取れるようならこのあたりで帰省できないか検討してみることをおすすめします。
 

出典

東海旅客鉄道株式会社
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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