子どもの頃から実家においてある古いバスタオル。「バスタオルの寿命」は何年? 「買い替え時期」の目安と長持ちさせるコツ

配信日: 2024.11.25

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子どもの頃から実家においてある古いバスタオル。「バスタオルの寿命」は何年? 「買い替え時期」の目安と長持ちさせるコツ
日々の生活において使用頻度の高い生活用品であるバスタオルですが、寿命と考え交換する基準は人それぞれです。実家にずっと使い続けているタオルがある人もいるでしょう。
 
そこで本記事では、バスタオルの寿命、買い替え時期の目安や長く使うためのコツを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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バスタオルの買い替え時期の目安

KBツヅキ株式会社が行ったタオルに関する実態調査では、タオルの買い替え頻度は、1年が最多の約35.9%であり、次いで6ヶ月の約24.9%でした。この結果より、バスタオルの買い替えを半年から1年と判断している方が6割以上を占めていると分かります。
 
バスタオルには、食品における消費期限や賞味期限といった基準はありません。おもに以下のような基準で交換する方が多いようです。
 

・色あせや破れといった見た目の劣化
・肌触りの劣化
・吸水性の劣化

 
一番分かりやすいのは、見た目の劣化でしょう。繰り返し使用して洗濯することによる色あせや破れは避けられません。また、吸水性の劣化が感じられたときも交換の目安となるでしょう。新しいタオルはパイルが立っているため水をよく吸いますが、洗濯と乾燥を繰り返していくうちにパイルが立たなくなり、吸水力が低下するといわれています。
 

バスタオルを長持ちさせるコツ

バスタオルの寿命は、1年程度と判断される方が多い傾向ですが、節約のために長く使いたいと考える方もいるでしょう。バスタオルの寿命を長持ちさせるためのコツや工夫は多くあります。その中から簡単にできる2つの方法をご紹介します。
 

洗濯の方法

1つめは洗濯の方法です。洗剤を多く使用すると、タオルに残留物が残りやすくなるといわれています。洗剤は余分に入れ過ぎず洗剤ごとに推奨されている適量を使用します。
 
しかし、柔軟剤の使用には注意が必要です。衣類に対して、適量の柔軟剤の使用は問題ありませんが、タオルに使用するとタオルが持つ吸水性を劣化させてしまうリスクがあるようです。そのため、タオルを洗濯する場合は柔軟剤の使用を控えるほうがよいでしょう。
 
また、大きなバスタオルの場合は、ほかの洗濯物と一緒に洗うと均等に洗われず汚れが完全に落ちないケースもあります。少し面倒にはなりますが、きれいに汚れを落としてより長く使用したい場合は、別々に洗うとよいでしょう。
 

洗濯の干し方

2つめは、洗濯後の干し方です。バスタオルは直射日光を避け、形を整えて陰干しをすると長持ちする可能性があります。直射日光を受けて乾燥させると、色あせやタオルの硬化につながるためです。
 
また、なるべく風通しのよい場所で干すようにしましょう。適度に風が吹いている場所のほうが温度や湿度が下がり、細菌なども繁殖しづらいため、タオルに嫌なにおいがつくのも防げると考えられています。
 
乾燥機の使用は時短になり便利ですが、高温での乾燥はタオルの繊維を傷める原因になることがあります。少しでよい状態で長く使いたいなら、自然乾燥のほうがよいでしょう。
 

高品質な素材のバスタオルは長く使用できる可能性がある

一般的なバスタオルであれば1年程度が寿命とされていますが、高品質なバスタオルでは、手入れ次第で5〜10年程度使用できるものもあるようです。高品質なタオルの例として、オーガニックコットンが100%使用されているものがあります。販売店によっては、タオルが傷んできたらメンテナンスサービスを受けられるケースもあるようです。
 
高級バスタオルの販売価格は、5000円〜1万円程度が相場とされています。仮に10年間に毎年バスタオルを交換したとすると、2000円のバスタオルの場合、2万円が必要です。しかし、5000円の高級バスタオルの場合、5000円だけで済みます。初期投資は少し高くなったとしても、長い目で見るとお得になる可能性があります。
 

バスタオルの寿命の目安は約1年! 洗濯方法や干し方を工夫すればより長く使用できる可能性がある

バスタオルの寿命は、約1年の場合が多いようです。しかし、ご紹介した洗濯方法や干し方を意識するだけでも、バスタオルの寿命は延ばせる可能性があります。
 
また、高級バスタオルを使用すれば、一般的なバスタオルよりも長期で使用できる場合もあります。初期費用はかかりますが、お手入れをしっかり行えば交換頻度を減らせるため、節約につながる可能性があるでしょう。
 

出典

KBツヅキ株式会社 タオルに関する実態調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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