更新日: 2024.11.26 その他暮らし
1ヶ月で使う「美容費」はどのくらい? 化粧水や乳液を「節約」のために少量ずつ使う場合「保湿効果」は損なわれる?
そこで今回は1ヶ月あたりの美容費や、美容費を節約するポイントなどについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
1ヶ月あたりの美容費はどれくらい?
20代〜40代の女性を対象に、Lancersがインターネットで行った調査によると、約37.6%の人が1ヶ月にかけている美容費は「1001円〜5000円」との結果でした。
美容費には、スキンケアやコスメのほか、美容院、ネイルサロンなどの費用も含まれます。また、次に多かった回答は「5001円〜10000円」で、27%でした。全体としては、約9割の人が毎月1001円以上を美容費として支払っていることがわかります。
基礎化粧品の適量を知らないと効果が落ちる?
基礎化粧品と呼ばれる化粧水や乳液は毎日使うものであるため、基礎化粧品にかかる費用を削るのは難しい人も多いでしょう。もし基礎化粧品の費用を節約するなら、「より安いものに替える」「使用量を減らす」の2つの方法があります。ただし、基礎化粧品は適量を使わなければ十分な効果が得られない可能性があります。
基礎化粧品を使いすぎた場合のデメリット
肌が吸収できる水分量には限界があるため、使いすぎて余った基礎化粧品は肌の表面に残ってベタつきの原因になります。また、基礎化粧品の使いすぎは肌のバリア機能を低下させます。バリア機能の低下により肌からの皮脂分泌が減ると、外部からの刺激を受けやすくなり、乾燥やかゆみ、肌荒れなどが起きやすくなることがデメリットです。
基礎化粧品の量が少なすぎた場合のデメリット
基礎化粧品の使用量が少なすぎると、肌に十分な水分が行き渡りません。その結果、基礎化粧品の効果が得られないだけでなく、乾燥が進む原因になります。また、肌の乾燥はバリア機能の低下を招くため、かゆみや湿疹などのトラブルにつながります。
なお、基礎化粧品の使用量が少ないと、手のひらやコットンに吸収されてしまい、顔や体に浸透させられる量が少なくなることに注意しましょう。
美容費を節約するポイント
ほぼ毎日使う基礎化粧品にかかる費用を抑えられれば、美容費を節約しやすくなります。ただし、基礎化粧品の使用量を減らせば効果が落ちてしまうでしょう。ここでは、他の方法で美容費を節約するポイントを3つ紹介します。
プチプラコスメを利用する
プチプラコスメとは、ドラッグストアやオンラインストアなどで販売されている手頃な価格帯の化粧品のことです。基礎化粧品の使用量は、500円玉1枚分程度が適量といわれています。使用量が少なすぎると肌トラブルを招く可能性があります。高価な基礎化粧品を少しずつ使うよりは、手頃な価格帯のものをたっぷり使いましょう。
購入時にポイントを貯める
ドラッグストアやオンラインストアなどで行われているポイント制度を利用すると、基礎化粧品などをお得に購入できます。一定以上のポイントが貯まると割引してもらえたり、商品がもらえたりするため、購入時に少しずつポイントを貯めることが美容費の節約につながります。ポイントがいつもより多く貯まるイベントなどを見逃さないようにしましょう。
生活習慣を見直す
生活習慣の見直しによって美しい肌や髪を育てることも、美容費の節約につながります。タンパク質やビタミンAといった美容によい栄養素を含む食事や、質のよい睡眠、適度な運動を意識しましょう。反対に、乱れた食生活や寝不足は肌トラブルにつながり、余計な美容費がかかる原因になります。
1ヶ月の美容費はおよそ1001円〜5000円
1ヶ月の美容費は1001円〜5000円という人が大半です。美容費を節約するのであれば、基礎化粧品の使用量を減らすよりも、プチプラコスメを利用したり、ポイントを貯めてお得に購入したりすることがおすすめです。また、生活習慣を見直して美しい肌や髪を育てることも、美容費の節約につながります。
出典
Lancers 「美容やスキンケアにかけるお金」についてのアンケート(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー