更新日: 2024.11.28 その他暮らし
サラリーマンは「日頃のストレス解消」にどれだけのお金を使っている? 「月2万円」使うのは高すぎ?
そこで本記事では、サラリーマンがストレス解消に使っている金額や、お金をかけないストレス解消方法について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
「自分へのご褒美」について
2022年に保険マンモス株式会社が、働いている男女500人を対象にした「自分へのご褒美」について調査を実施したところ、次のような結果になりました。
自分へご褒美をあげるタイミング
1位:ストレスがたまったとき
2位:疲れていると感じたとき
3位:リフレッシュしたいとき
この結果の通り、多くの人がストレスを感じたときやストレスを発散したいとき、自分のためにお金を使うことが多い傾向にあるようです。また、全体の傾向として「自分にご褒美」をあげるのは、よいことがあったり成果を上げたりしたときよりも、自分を癒やしたりねぎらったりするために行っている人が多いようです。
「自分へのご褒美」に使う金額
1位:1000〜5000円未満
2位:1〜2万円未満
3位:5000円〜1万円未満
なお、最も多かった1000〜5000円未満は全体の約3割を占めており、全体の平均額は3万6680円です。
自分へご褒美をあげる頻度
1位:1ヶ月に1回程度
2位:2~5ヶ月に1回程度
3位:半年に1回程度
1位の「1ヶ月に1回程度」と2位の「2~5ヶ月に1回程度」を合わせて、全体の半分以上を占めています。
ストレス解消に月に2万円は使いすぎなのか
ストレス解消のために使う金額は、予算に余裕がある場合には1〜2万円ほど出す人もいますが1000〜5000円未満が一番多く、使う頻度は1ヶ月に1度、もしくは年に2~6回程度です。そのため、今回の「毎月2万円使う」というのは、全体の平均よりもやや高い可能性があることが分かります。
ちなみに、回答者の「自分へのご褒美」として多いお金の使い道は、お菓子やデザートを買ったり、外食をしたりすることでした。しかし、旅行やエステ、マッサージなどにお金を使う場合は数千円では足りないことが多く、平均額よりも高くなる可能性があるでしょう。
労働者の多くはストレスを抱えている
厚生労働省が実施していた「労働者健康状況調査」によると、「仕事や職業生活でストレスを感じている」と回答する労働者の割合は、最終調査年の2012年で60.9%でした。
この結果から、働く人の半数以上がストレスを感じながら仕事をしていることが分かります。2012年以降は、さらにこの割合が増えている可能性もあるでしょう。
なお、ストレスがかかると心理面、身体面、行動面でさまざまな反応が起こるとされています。気持ちの落ち込みや、頭痛・肩こり・食欲低下・不眠などの症状をはじめ、仕事でミスをしてしまうなどの問題も、ストレスが原因で起こる恐れがあります。
お金をかけずにストレス解消するなら
ストレス解消には、自分の好きなことをするのが一番ですが、予算を考えると、やりたいことがなかなかできない方も多いのではないでしょうか。その場合は、お金をかけずにストレスを解消するために、次のようなことをしてみるのもおすすめです。
映画やドラマを見て泣いたり笑ったりする
映画やドラマを夢中で見ている間は、日常を忘れ、リフレッシュできると考えられています。また、泣いたり笑ったりするのは、ストレス発散にも効果があるとされているようです。
お風呂ではシャワーのみでなく湯船につかる
ストレスには自律神経が大きく関係し、緊張状態が続いた状態では交感神経が高いままになってしまいます。ですが、湯船につかると、リラックスするために必要な副交感神経を高められるといわれています。
自分に適した方法や頻度でストレス解消しましょう
ストレス解消にはさまざまな方法があり、使う金額も人によって異なります。いずれの方法であっても、「きちんとストレス解消」できたかどうかが重要です。無理して節約したり我慢したりせず、自分に合った方法でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
出典
保険マンモス株式会社 「自分へのご褒美」についてアンケート調査(PR TIMES)
厚生労働省 平成24年 労働者健康状況調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー