更新日: 2024.12.02 その他暮らし

車にこだわりがないので「軽自動車」を選ぼうと思っていたら、彼女から「軽自動車は恥ずかしい」と言われました。大きい車はコストが増えると思いますが、どのくらい高くなりますか?

車にこだわりがないので「軽自動車」を選ぼうと思っていたら、彼女から「軽自動車は恥ずかしい」と言われました。大きい車はコストが増えると思いますが、どのくらい高くなりますか?
車を選ぶとき、コストや用途だけでなく、周囲の意見に悩むこともありますよね。特に「軽自動車は恥ずかしい」といった価値観の違いに直面すると、どちらを選ぶべきか迷ってしまうものです。しかし、車選びで重要なのは、費用面や用途、価値観のバランスをしっかり考えましょう。
 
この記事では、軽自動車と普通車のコスト差を具体的に比較し、それぞれの選択肢が持つメリット・デメリットについて詳しく解説します。車選びで迷っているあなたに、後悔しないためのポイントをお届けします。
FINANCIAL FIELD編集部

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軽自動車と普通車、コストはどれだけ違う?

車選びにおいて、軽自動車が支持される大きな理由は「コストが抑えられること」です。では、軽自動車と普通車では具体的にどのくらいの差があるのでしょうか?以下のポイントで比較してみましょう。
 

1. 購入費用の差

軽自動車の新車価格は約100万~180万円です。一方、普通車は車種によりますが、150万~300万円以上と幅広い価格帯があります。同じ新車でも、購入価格に100万円以上の差が出ることがあります。
 

2. 自動車税

軽自動車の年間税額は約1万800円と非常に低いのが特徴です。一方、普通車は排気量に応じて2万5000円~11万円ほどと、維持費に直結する固定費として大きな差があります。
 

3. 燃費

軽自動車はコンパクトなエンジンを持ち、燃費性能が高い傾向にありますが、最新の普通車、特にハイブリッド車は軽自動車よりも燃費が良い場合があります。軽自動車は18~25km/L走る車種が多いです。普通車の場合、モデルによって大きく異なり、ハイブリッド車では30km/L以上の燃費を達成するものもあります。
 

4. 保険料

車種や用途によって異なりますが、軽自動車の任意保険料は普通車に比べて約1万円~2万円安くなるケースが多いです。
 

「軽自動車は恥ずかしい」って本当? 価値観の違いを整理する

実用性とコストを重視する人は、軽自動車の魅力を「経済的であること」と「日常使いに適していること」に見いだしています。軽自動車は維持費が安く、小回りが利くため狭い道路や駐車場でも扱いやすいです。また、家計を大切に考える人にとって、軽自動車のコストパフォーマンスの良さは魅力的に映るでしょう。
 
一方で、車を「ステータスシンボル」と考える人にとっては、軽自動車が必ずしも理想的な選択ではない場合があります。普通車や大型車は外観の存在感があり、特にデートや冠婚葬祭といったフォーマルな場では、車種によって第一印象が変わることを気にする人もいます。このような価値観から、軽自動車を選択しない人もいます。
 

コスト以外で考えるべきポイント

車を選ぶとき、コストだけでなく、ライフスタイルや用途も重要です。以下のポイントを考えてみましょう。
 

1. 利用頻度と走行距離

短距離移動が多いなら軽自動車でも十分ですが、長距離移動やアウトドアの趣味がある場合は普通車が適しています。
 

2. 安全性能

近年の軽自動車は安全性能が大幅に向上しており、多くの安全装備が標準装備されています。普通車は車体が大きいため衝突安全性や車体の安定感に優れている場合が多いですが、家族での利用を考える場合は、軽自動車と普通車の両方を検討し、具体的な安全装備を比較することをおすすめします。
 

3. 維持費以上の価値があるか

普通車の高コストが気になる場合は、「それ以上の満足感」を得られるかを基準に選びましょう。例えば、快適な室内空間や走行性能が重要なら、普通車を選ぶ価値はあります。
 

まとめ

軽自動車と普通車には、それぞれの良さがあります。軽自動車は低コストで実用的、普通車は安全性や快適性に優れています。コストを重視するなら軽自動車、生活や価値観にこだわりがあるなら普通車を選ぶとよいでしょう。
 
最終的に大切なのは、自分のライフスタイルや予算、価値観に合った選択をすることです。また、パートナーと意見が分かれる場合は、お互いの考えをしっかり話し合うことが重要です。車選びを通して、より良い選択ができることを願っています。
 

出典

総務省 平成28年度から軽自動車税の税率が変わります
東京都 主税局 自動車税種別割
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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