更新日: 2024.12.07 その他暮らし
一人暮らしで「東京」から「大阪」への引っ越しの見積もりが概算で「20万円」と言われました。引っ越し業者に頼むよりも、家財を手放して、向こうで揃えた方がコスパがよいですか?
本記事では、引っ越し業者に依頼した場合と、転居先で家財を新調した場合の費用を比較し、どちらが安く済むかについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
東京から大阪の引っ越し費用と家財を新調する場合のコスパ比較
東京から大阪は約500キロメートルの距離と長い距離を移動するため、引っ越しの代金が高くなることが予想されます。
一人暮らしの場合、荷物が少ない場合で7〜8万円程度、荷物が多い場合で10〜13万円程度の引っ越し費用がかかるようです。ただし、引っ越し業者や引っ越し時期によって、費用が異なる点は認識しておきましょう。
荷物が多い場合でも東京で不要な家財などを処分して荷物を減らし、7〜8万円程度の引っ越し費用で済んだとします。その場合、本来かかる可能性のある10〜13万円の差額である3〜5万円程度で新しい家具などを揃えられれば、東京で家財を手放したケースの方が引っ越し費用は安く収まるかもしれません。
しかし、新調する家財によっては3〜5万円以内では収まらない可能性があるでしょう。くわえて、不要な家財を処分する費用や処分と新調する手間もかかるため、荷物が多い場合でも引っ越し業者にまとめて運んでもらった方が結果的にトータルの費用は安くなる可能性があります。
引っ越し費用を安くする方法
引っ越し距離や荷物の量にかかわらず、引っ越し費用はなるべくおさえたいと考える方は多いでしょう。引っ越し費用を安くする方法としては、おもに以下の方法が考えられます。
●単身パックを利用する
●複数の引っ越し業者から見積もりをとる
●繁忙期を避けて引っ越しをする
引っ越し業者によっては、引っ越しプランに単身パックと呼ばれるプランが用意されているケースがあります。業者が定めたサイズのコンテナや専用ボックスに収まることが条件とされているため、比較的荷物が少ない方であれば費用がお得になるでしょう。単身パックを利用すれば東京大阪間の引っ越しでも3万円程度の費用で済む可能性があります。
複数の業者から見積もりをとることも重要です。一社だけだと、提示された費用が適正なのかが判断できません。しかし、複数の業者から見積もりを比較できれば、そのなかで費用の安い業者に依頼可能です。
また、引っ越し業界には通常期と繁忙期と呼ばれる時期があり、繁忙期の引っ越しは通常期よりも引っ越し費用が割高になる可能性が高いです。特に3〜4月は引っ越しの繁忙期にあたり、通常期の1.5〜2倍は費用が上がるといわれています。
家具家電の購入費用をおさえる方法
もし転居先で新しく家具家電を購入する場合、以下の方法を利用すれば費用を安くおさえられる可能性があります。
●中古品を購入する
●フリマアプリを利用する
●DIYに挑戦する
新品で購入すると価格が高いため、リサイクルショップで中古品の購入も検討してみましょう。フリマアプリでも家具家電を安く出品している方もいるため、欲しいものが見つかれば通常よりも安く購入できるかもしれません。
また、家具などで自分でDIYできそうなものは、DIYで作ってみるのも方法の1つです。
転居先で家財を新調するよりも引っ越し業者へ依頼した方がコスパがよい可能性がある
東京から大阪に引っ越しをする際は、単身の場合で荷物が比較的少ない方であれば7〜8万円程度、荷物が多い方は10〜13万円程度の引っ越し費用がかかるとされています。
しかし、仮に東京で家財を処分して転居先で新調しても、浮いた引っ越し費用以上に家財費用がかかる可能性があるため、引っ越し業者に依頼してまとめて運んでもらった方が安く済むでしょう。
また、引っ越し費用をなるべくおさえたい方は、単身パックや相見積もり、繁忙期を避けての引っ越しなどを検討してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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