ヴェルファイアに乗りたいのですが、買う余裕がないのでカーリースを検討しています。カーリースを利用すると月々いくらで乗れるのでしょうか?
配信日: 2024.12.09
本記事では、ヴェルファイアの新車価格やカーリース利用における料金をはじめ、リースがもたらす経済的なメリットを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ヴェルファイアの新車価格
トヨタから販売されているヴェルファイアは、スポーティーさと高級感を兼ね備えた人気が高いミニバンです。室内空間にはラグジュアリー感があり、幅広い世代から高い評価を受けています。
ヴェルファイアの新車価格は、図表1の通りです。
図表1
Executive Lounge(ハイブリッド車) | 870万~892万円(税込み) |
Z Premier(ハイブリッド車・ガソリン車) | 655万~712万円(税込み) |
出典:トヨタ公式サイト「トヨタ ヴェルファイア | 価格・グレード」に基づいて筆者が作成
ヴェルファイアの新車価格は、グレードやハイブリッド車・ガソリン車などの違いにより変動します。最も安いグレードでも650万円以上するため、新車を購入するには大きな決断が必要になるでしょう。
カーリースのヴェルファイアの料金
次に、ヴェルファイアをカーリースで利用する場合の料金をみてみましょう。KINTOを利用する場合の参考料金は図表2の通りです。今回は、初期費用不要でボーナス併用払いを行わないケースを紹介します。
図表2
3年 | 5年 | 7年 | |
---|---|---|---|
申込金 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額利用料 | 10万1420円 | 9万4270円 | 9万1300円 |
中途解約金 | 約11~102万円 | 約10~142万円 | 約10万~183万円 |
支払総額 | 365万1120円 | 565万6200円 | 766万9200円 |
出典:株式会社KINTO 「トヨタ ヴェルファイア」より筆者作成
図表2の支払総額をみてみると、3年で約360万円と購入するよりもお得になることが分かります。また、毎月の支払額は10万円前後が目安のようです。
ただし、カーリース会社によって料金が異なるため、これよりも安く抑えられるケースもあります。ヴェルファイアをローンで購入する場合、支払い年数によって変動があるうえに利息が発生するため、カーリースより高額になる可能性があるでしょう。
カーリースを利用する経済面でのメリット
ここでは、カーリースを利用するメリットを紹介します。経済面でのメリットを理解し、上手にカーリースを利用しましょう。
初期費用がかからない
カーリースの大きな魅力の一つは、車を手に入れる際に初期費用がほとんどかからないことです。通常、新車購入では頭金が必要になるため、まとまった資金を用意しなければなりません。
しかし、カーリースなら頭金や登録諸費用などの初期費用が不要で、月額料金のみで契約がスタートできる場合が多くあります。初期費用を抑えられる分、手元の資金を他の用途や必要な支出に充てられるため、資金繰りに悩む方に適しています。
購入するより支払う車両本体価格が安い
カーリースの月額料金は、契約終了時の車の残価(下取り価格)をあらかじめ差し引いた金額で設定されます。そのため、車両本体価格を全額支払う必要はありません。ヴェルファイアのような高級車でも、カーリースなら少ない負担で乗れます。憧れの車に乗る夢をかなえやすいといえるでしょう。
購入するより維持管理の手間がかからない
カーリースは、維持管理の手間がかからない点もメリットの一つです。煩雑な手続きもリース会社が代行してくれるため、手軽に利用できます。
ただし、リース料金には車検や税金の支払いが含まれることが多いですが、カーリース会社や契約プランによっては自己負担となる場合があります。そこで、メンテナンスリースを選択すれば、点検や整備のスケジュール管理もリース会社が行ってくれるため、突然のメンテナンス費用が発生する心配も減るでしょう。
カーリースを利用する場合は複数業者で比較しよう
カーリースを利用すれば、ヴェルファイアのような高級ミニバンに月10万円前後で乗ることが可能ですが、カーリース会社によっては安く抑えられるケースもあります。
カーリース業者やプランによって価格は変動するため、利用する前に複数業者のカーリースを比較検討しましょう。カーリースは初期費用がかからず、維持管理の手間も省けるため、負担を抑えて高級車に乗ることができます。
出典
トヨタ自動車株式会社 トヨタ ヴェルファイア
株式会社KINTO トヨタ ヴェルファイア
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー