こまめに洗っているはずなのに、トイレの「悪臭」が消えない…。どのような道具で洗うのが効果的なの?
配信日: 2024.12.12
本記事では、トイレの悪臭を根本から取り除くために効果的な掃除道具をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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トイレの臭いの原因
普段からトイレを掃除していても、なぜか気になる臭いが残る原因としては、目に見えない汚れが残っていたり、意外な場所から臭いが発生したりしている可能性が考えられます。
トイレの臭いの主な原因は以下の2つです。それぞれの原因を理解し、効果的な対策に役立てましょう。
アンモニア臭
立ったまま用を足す際に、尿の飛沫が便座の裏や便器内、壁や床に飛び散り、それが臭いの元となることがあります。これらの飛沫は目には見えにくいため、掃除の際に見逃されやすく、アンモニア臭が残ってしまうというわけです。
雑菌臭
トイレは湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい環境です。特に、便器のフチ裏やトイレタンクの内部、便器と床の接合部、換気扇などは雑菌が溜まりやすいポイントです。こうした場所に雑菌が増えることで、不快な臭いが発生します。
下水臭
下水のような臭いが気になる場合は、下水管が原因であることがあります。トイレ内の封水(トイレの便器内に常時たまっている水)が不足していたり、排水管が詰まっていたりすると、下水管からの臭いが逆流しやすくなるのです。
アンモニア臭を消す方法
アンモニア臭を消したいなら、壁や床、換気扇に染み付いたアルカリ性の成分を酸性で中和する方法が効果的です。家庭で手軽に使えるアイテムとしてはクエン酸がおすすめです。クエン酸の酸性がアンモニアのアルカリ性を中和してくれるので、臭いの発生を抑える効果があります。
対策としては、クエン酸水を作り、天井から壁、床に向けてスプレーし、5分ほど放置してから水拭きすると良いでしょう。クエン酸水の作り方は、水200mlにクエン酸小さじ1/2を加えて(濃度1%)よく混ぜるだけです。
トイレのアンモニア臭対策に必要な道具
アンモニア臭を消すために欠かせないのはクエン酸です。粉末タイプのクエン酸は、300g入りで約300円から購入できます。粉末を使う場合はスプレーボトルも用意しましょう。
すぐに使いたい場合は、クエン酸水が入ったスプレータイプもおすすめです。こちらは400ml入りで約360円から販売されており、手間なくそのまま使えるので便利です。
カビ臭を消す方法
カビが原因の臭いには、市販のトイレ用塩素系洗剤を使って除去するのが効果的です。日常的な対策として、カビが発生しやすい箇所にトイレ用のアルコールスプレーを吹きかけ、トイレットペーパーなどで拭き取ると予防効果があります。
カビ臭対策に必要な道具
カビ臭を防ぐための塩素系洗剤は500mlで約200円から購入可能です。アルコールスプレーの場合は、300mlで約600円から販売されています。
こまめな拭き取り掃除が臭い対策に
臭い対策には日常的な掃除が欠かせません。汚れを放置すると悪臭の原因になるため、普段からこまめに拭き取ることが重要です。トイレを使用した際にサッと拭く習慣をつけることで、臭いの発生を効果的に防ぐことができます。
少しの手間で快適なトイレ環境を維持できるので、こまめな掃除習慣を身につけることが大切です。
トイレの臭いを効果的に取り除くためにはクエン酸がおすすめ
こまめに掃除していてもトイレから悪臭がする場合、汚れが見えにくい場所に残っていることや、適切な道具が使われていない可能性があります。アンモニア臭にはクエン酸を活用し、壁や床をしっかりと中和しましょう。
塩素系洗剤がカビ臭対策に最適です。便器やタンク内にこびりついたカビをしっかり除去することで、湿気の多いトイレで繁殖しやすい雑菌を抑えることができます。また、日常的な予防としてアルコールスプレーを使用することで、トイレ内の雑菌やカビの発生を防ぐことができます。
これらの道具を適切に使用し、普段見落としがちな場所もしっかり掃除することで、トイレの悪臭を根本から解決しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー