給油ランプが点灯しているけど、明日のガソリンスタンドの特売日まで耐えたい……! もしガス欠になったら、ロードサービスの料金はどれくらいかかるの?
配信日: 2024.12.22
本記事では、ガス欠時のサポート費用の目安や、自動車保険とJAFのロードサービスの違い、それぞれのメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ロードサービスとは?
自動車に乗る楽しさの裏には、予期せぬトラブルのリスクが潜んでおり、車のトラブルで困った際に役立つのが、ロードサービスです。車の故障やトラブルが発生した際、現場に駆けつけて必要なサポートを提供してくれる心強いサービスとして、多くのドライバーに利用されています。
例えば、エンジンの故障によるレッカー移動や、パンクした際のスペアタイヤ交換、ガソリンが切れたときの燃料補給など、車に関するあらゆる場面に対応してくれます。
また、ドライバーが突然のトラブルに見舞われても、安全かつ迅速に対応してくれる点が大きな魅力です。ロードサービスは、安心して車を利用するための大切なパートナーといえるでしょう。
ガス欠による利用時の料金
車のガス欠は、思いがけない出費につながるトラブルの一つです。JAFの公式情報によると、会員であればガス欠時の対応作業は無料で受けられ、実際に支払うのは燃料代のみで済みます。会員になっておけば、比較的負担が少なく済む点が大きなメリットです。
一方で、非会員の場合はサービス利用に大きな費用が発生します。燃料補給の作業費だけでも3万2610円がかかり、通行料や実際の燃料代が別途にかかるため、最終的な支払金額は大幅に増加するでしょう。
自動車保険とJAFのロードサービスの違い
自動車のトラブル時に頼れるサービスとして、自動車保険のロードサービスとJAFがあります。それぞれに共通する点もありますが、適用範囲や利用条件には明確な違いがあります。
自動車保険のロードサービスは、契約している車両が対象です。契約車両であれば、運転者が契約者以外であってもサービスを受けられるのが特徴です。一方、JAFは「人」を対象としたサービスで、契約者本人が運転している車であれば、レンタカーや友人の車、社用車であってもサービスを利用できます。
また、JAFは会員であれば利用回数が無制限である一方、自動車保険のロードサービスは、利用回数や条件が保険会社の規定によって制限される場合があります。また、補償内容が保険契約に依存するため、想定外の費用が発生する可能性もあるでしょう。
どちらが自分に合っているかは、車の利用頻度やライフスタイルによります。主に自家用車を使用する場合は、自動車保険のロードサービスで十分なケースも多いのですが、レンタカーや友人の車を運転する機会が多い場合は、JAFの柔軟な対応が役立つでしょう。
自動車保険のメリット
自動車保険のロードサービスは、入会費や年会費が不要で、保険を契約するだけで付帯するロードサービスを利用できる点がメリットです。多くの保険会社では、レッカー移動や故障時の応急対応など、JAFと同等のサービスが提供されています。
保険会社によっては、レッカー移動後の手厚いサポートが付帯されるケースもあるようです。例えば、移動が難しい場合の宿泊費や、乗車していた全員分の帰宅費用を補償してもらえるプランも存在します。
JAFのメリット
JAFの最大の特徴は、補償対象が「車」ではなく「人」であることです。契約者本人が運転する車であれば、レンタカーや友人の車、さらには原付や自動二輪などのトラブルにも対応できます。自動車保険ではカバーされない場合でも、JAFならサポートを依頼できる点がメリットです。
また、JAFは年会費制であるため、何度ロードサービスを利用しても、基本的に追加の作業費用は発生しません。特に、原付や自動二輪に乗る機会が多い方や、複数の車を使う場面がある方にとっては、JAFの柔軟な対応が大きな安心材料となるでしょう。
ロードサービスの利用料金は加入状況によって異なる
ロードサービスは、突然のトラブルからドライバーを守る大切な存在です。しかし、利用料金やサービス内容は、事前にどの保険やサービスに加入しているかで大きく異なります。
JAFは「人」を対象として柔軟なサポートを提供するのに対し、自動車保険は契約車両を中心に手厚い補償が用意されています。それぞれの特長を理解し、自分のライフスタイルに合った選択をすることで、安心してカーライフを楽しめるでしょう。
出典
一般社団法人日本自動車連盟(JAF) ロードサービスの料金を調べる
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー