カフェラテが大好きな妻に「エスプレッソマシンが欲しい」と言われました。かなり高価ですが、何杯くらい飲めば元が取れそうですか?

配信日: 2025.01.06

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カフェラテが大好きな妻に「エスプレッソマシンが欲しい」と言われました。かなり高価ですが、何杯くらい飲めば元が取れそうですか?
自宅でおいしいコーヒーやカフェラテを飲もうと、エスプレッソマシンを購入する方が増えているようです。エスプレッソマシンがあれば家にいながら好きなタイミングで、本格的なコーヒーやカフェラテを楽しむことが可能です。エスプレッソマシンは高価なイメージがありますが、エスプレッソマシンを導入するメリットは大きいのでしょうか。そこで、当記事ではエスプレッソマシンの初期費用とランニングコストについてまとめました。本体価格の元が取れるまでの期間についても解説したので、ぜひ参考にしてください。
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エスプレッソマシンの価格は2万円以下から30万円以上までさまざま

気になるエスプレッソマシンの価格ですが、2万円以下から30万円以上までさまざまな製品がラインナップされています。なかには、50万円を超えるような高価なエスプレッソマシンも販売されているようです。エスプレッソマシンのタイプは、大きくカプセル方式・セミオート・全自動の3つに分類できます。それぞれ特徴が異なるので、自分にとって最適なエスプレッソマシンを選ぶといいでしょう。
ここでは、価格帯が異なる3つのエスプレッソマシンの特徴を以下の表1にまとめてみました。
 
表1

エスプレッソマシンA エスプレッソマシンB エスプレッソマシンC
本体価格 1万9120円 12万9800円 27万2800円
マシンタイプ カプセル方式 セミオート 全自動
特徴 カプセルを使用するだけで、さまざまな味わいのエスプレッソを手軽に楽しめる。 抽出は自動で行い、それ以外の工程は手作業で行う。 豆挽きからエスプレッソの抽出までをボタン一つで行ってくれる。

※参考情報を基に筆者作成
 

エスプレッソマシンのランニングコストはどのくらい?

続いて、エスプレッソマシンのランニングコストはどのくらいなのでしょうか。ここでも同じ3つのエスプレッソマシンの1ヶ月におけるランニングコストを比較してみました。
 
表2

エスプレッソマシンA エスプレッソマシンB エスプレッソマシンC
抽出タイプ カプセル カフェポッド コーヒー豆
コーヒー1杯のコスト 124円 88円 26円
1ヶ月(30日)のランニングコスト 3720円 2640円 780円

※参考資料を基に筆者作成
 
エスプレッソマシンの抽出タイプによって、コーヒー1杯のコストは大きく変わる結果になりました。コーヒー豆を使用すると一番安く済みますが、カプセルの場合だと1カプセルあたりの値段によってランニングコストは高くなってしまうようです。
 

エスプレッソマシンは何杯飲めば元が取れる?

それでは、エスプレッソマシンは何杯飲めば元が取れるのでしょうか。同じく3つのエスプレッソマシンの場合において、本体価格を回収できるまでのコーヒーの杯数を求めてみました。なお、今回は1日1杯コーヒーを飲んだ場合を想定し、カフェでMサイズ420円するコーヒーを基準として、1杯の価格差から計算しています。
 
表3

エスプレッソマシンA エスプレッソマシンB エスプレッソマシンC
抽出タイプ カプセル カフェポッド コーヒー豆
本体価格 1万9120円 12万9800円 27万2800円
カフェのコーヒーとの価格差 296円 332円 394円
元が取れるまでの杯数 約65杯 約391杯 約693杯

※参考資料を基に筆者作成
 
本体価格の安いエスプレッソマシンAが、元が取れるまでにもっとも時間がかからない結果となりました。一方、本体価格が高額なエスプレッソマシンを購入すると、ランニングコストは安くても元が取れるまでには時間がかかってしまいます。エスプレッソマシンの性能や利用頻度などを考慮して、自分にとって最適な製品を選びましょう。
 

まとめ

エスプレッソマシンは高額なイメージがありますが、2万円ほどから購入が可能な製品も登場しています。コーヒー1杯あたりのコストもカフェと比較すると大幅に安いため、日々の出費を抑えることも可能なようです。コーヒーやカフェラテなどを頻繁に飲む方は、エスプレッソマシンの購入を検討してみてもいいかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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