アメリカの大統領や日本の首相が乗る「公用車」。値段やその機能とは
配信日: 2025.01.10
今回は、アメリカの大統領と日本の首相が乗る公用車の車種や値段、機能をそれぞれ紹介します。これまでの車種の移り変わりなども紹介しているので、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
アメリカの大統領が乗る公用車とは
アメリカの大統領が乗る公用車は「キャデラック・ワン」もしくはアメリカ大統領を守る地上最強の車という意味も込めて「The Beast(ビースト)」と呼ばれているようです。以前はリンカーン製「コンチネンタル」が使用されており、現在はキャデラック製「フリートウッド」が採用されているようでした。
キャデラック・ワン(ビースト)の値段や改造費
「キャデラック・ワン」の値段は正式には公表されていませんが、1台150万アメリカドル(日本円で約2億3000万円)と言われているようです。安全対策のために同じ仕様の車が12台作られており、さらにはセキュリティ強化のために日本円で約17億円がかけられているという噂もあります。
キャデラック・ワン(ビースト)の機能
サイズやエンジンをはじめとした詳細なスペックは明らかにされていないようですが、9000キログラムの重厚なボディながら、大排気量のディーゼルエンジンを採用しており100キロメートル/時で走行可能と言われているようです。
また、アメリカの大統領専用車ということもあり、安全を守るために厳重な装備が施されています。地雷などの兵器攻撃や手りゅう弾による損害を防ぐ耐爆仕様、銃撃に備えた防弾ガラス、大統領用の輸血パックや酸素ボンベなどの医療品も搭載されていると言われています。
そのほかにも、約17億円かけてセキュリティ強化したという噂の通り、さまざまな機能を備えており「ビースト」という名にふさわしい性能の車と言えるでしょう。
日本の首相が乗る公用車とは
日本の首相が乗る公用車は「センチュリー」をベースとした内閣総理大臣専用車が採用されています。1960年代以降、センチュリーが用いられるようになり、2008年にレクサスLS600hが導入されましたが、2020年から再びセンチュリーが復帰しているようです。
センチュリーの値段
トヨタ自動車株式会社のホームページによると一般的なセンチュリーの値段は、2008万円です。内閣総理大臣専用車のセンチュリーは、セキュリティ強化のためにさらなるお金がかけられている可能性があります。
センチュリーの機能
詳細なスペックは明かされていませんが、アメリカのキャデラック・ワンと同様に特殊装備や防弾仕様などが施されている可能性があります。また、ボンネットには国旗などを掲げるための部品が、そして右後方部にはアンテナが取り付けられていたりと特別な仕様となっているようです。
アメリカの大統領は「キャデラックワン(ビースト)」、日本の首相は「センチュリー」に乗っている。値段は正式には公表されていないが、それぞれ2億3000万円・2008万円以上の可能性も
アメリカの大統領が乗っているキャデラック・ワン(ビースト)や、日本の首相が乗っているセンチュリーの値段やスペックは正式には公表されていないようです。ただし、安全を守るための防弾仕様や特殊装備などのセキュリティ強化が施されていることが予想されるため、通常のモデルよりも値段は大きく上がるでしょう。
キャデラック・ワンに関しては、セキュリティ強化のために17億円がかけられたという噂もあるようです。ロシアによるウクライナ侵攻など、今後も世界的に緊張が高まることが予想されるため、さらなるセキュリティ強化が施されていくかもしれません。
出典
トヨタ自動車株式会社 センチュリー 価格・グレード
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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