高校生の姪っ子に「3000円のお年玉」をあげたら「少ない!」と言われました…一般的にはいくらくらいあげるのでしょうか?

配信日: 2025.01.11

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高校生の姪っ子に「3000円のお年玉」をあげたら「少ない!」と言われました…一般的にはいくらくらいあげるのでしょうか?
高校生がお年玉を受け取るとき、人によっては少ないと感じるケースがあります。自身が姪っ子にお年玉を渡して「少ない」と言われたときは、相場を参考にするとよいでしょう。
 
また、渡す金額を増やすときは、姪っ子本人だけでなく両親にも聞いたほうがよい場合もあります。今回は、お年玉の相場や、金額が少ないと言われたときの対処法などについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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お年玉はいくらくらいが相場?

株式会社プラスワンが2024年に524人に対して実施した「甥っ子姪っ子へのお年玉についてのアンケート」によると、学年ごとの姪っ子や甥っ子へ渡すお年玉の相場は以下の通りです。

●未就学児:1000円
●小学校低学年:3000円
●小学校高学年:3000円、5000円
●中学生:5000円
●高校生:1万円
●大学生・大学院生:1万円
●それ以上の年齢:5000円

アンケートによると、高校生に対するお年玉の相場は1万円でした。そのため、受け取った金額が3000円だと高校生の姪っ子にとっては少なく感じる可能性があります。
 
また、高校生のみの相場をランキング順にすると、以下の通りです。

1位:1万円
2位:5000円
3位:7000円

1万円までは渡せなかったとしても、5000円ほど渡せれば納得してもらえるかもしれません。
 

お年玉が少ないと言われたときの対処法

姪っ子にお年玉が少ないと言われたときは、なぜそう思ったのか聞いてみましょう。もし理由を聞いて渡す側も受け取る側も納得できるのであれば、金額を増やすことも選択肢のひとつです。
 
ただし、姪っ子側の家庭で受け取る金額が決まっていたり、姪っ子の両親が姪っ子のお金を管理していたりするときは、姪っ子本人だけでなく両親の意見も聞いたほうがよいでしょう。また、地域によってはお年玉の金額が習わしとして決まっているケースもあります。渡す前に、こうした慣習や決まりはないか調べておきましょう。
 
金額が決めにくい場合は、相場を参考にするほか、「年齢×500円」のように決める方法もあります。金額を決めた理由としても説明しやすいので、自分で金額を決めにくい方におすすめです。
 

お年玉を渡すときのポイント

お年玉を姪っ子に渡すときは、ほかの親戚とも事前に話し合うことがおすすめです。1人だけ金額が明らかに多いあるいは少ないなどがあると、あとでトラブルにつながる可能性があります。特に、複数の親戚の子どもへ渡すときは、子ども同士で不公平感が出ないよう年齢に合わせる、全員同じ金額にするなどのルールを大人で決めておくとよいでしょう。
 
また、無駄遣いをしてほしくないときは、QUOカードや図書カードをポチ袋に入れて渡すことも選択肢のひとつです。特に、受験期などは参考書を買うために図書カードが役立つでしょう。
 
現金以外で渡すときも、相手の親にQUOカードや図書カードで渡しても問題ないのか聞いておくことが大切です。伝統を重んじる家庭の場合は、断られる可能性がある点に留意しておきましょう。
 

高校生のお年玉相場と比較すると3000円は少ないと感じる可能性がある

株式会社プラスワンが実施した調査によると、高校生の甥っ子姪っ子に対するお年玉の相場は1万円が最も多く、2番目が5000円でした。もし3000円を渡していると、姪っ子は友人や知人より受け取っている金額が少ない可能性があります。なるべくほかの人と同じように渡してあげたい場合は、5000円程度渡すとよいでしょう。
 
しかし、姪っ子が誰かと比較したり言われたりしたわけでもなく「金額が少ない」と言ってきたときは、理由を聞くことが大切です。家庭によっては金額が決まっているケースもあるので、必要に応じて両親に金額を聞いてみるのもよいでしょう。
 
姪っ子の将来のためにとお年玉を渡したいなら、現金以外を渡す方法もあります。ただし、両親に現金以外の方法で渡してよいか確認してからにしましょう。
 

出典

株式会社プラスワン フィンクル 【524名に調査】甥・姪に渡すお年玉の相場はいくら?使い道についてもご紹介!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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