お金に余裕がないのですが、娘が来年の「成人式」には振り袖を着たいらしいです。「レンタルで10万円」と言われましたが、相場価格なのでしょうか?

配信日: 2025.01.24

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お金に余裕がないのですが、娘が来年の「成人式」には振り袖を着たいらしいです。「レンタルで10万円」と言われましたが、相場価格なのでしょうか?
人生の節目である成人式で、子どもに振り袖を着させてあげたいと願う親御さんもいるでしょう。そこで気になるのは、振り袖のレンタルにかかる費用です。金額を気にせず子どもの希望する振り袖を用意できればいいですが、経済的な負担も無視できないという方もいるでしょう。
 
そこで本記事では、振り袖のレンタルにかかる費用相場を見ながら、予算10万円ほどでレンタル可能かを検証していきます。これから成人式を控えているご家庭はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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振り袖のレンタルにかかる費用

株式会社渡辺写真館が成人式に振り袖を着たことがある20代女性に行った「振袖のレンタルに関する調査」によると、57.1%の方が振り袖のレンタルサービスを利用しています。
 
振り袖のレンタルサービスにかかった費用については次の通りです。

1位:10万円未満(32.8%)
1位:10万円~15万円(32.8%)
3位:15万円~20万円(16.9%)

振り袖のレンタルサービスにかかった費用は20万円未満である家庭が全体の8割にもおよびます。この結果から、今回の事例のように振り袖のレンタルを10万円でおさえたいというのは決して無理な金額ではないといえるでしょう。
 
振り袖のレンタルは早いと成人式の2年以上前から予約をする方もいるようです。中には成人式の3ヶ月以内に予約する方もいますが、直前の場合は限られた中から選ばなければいけない可能性があります。レンタルの利用を決めた場合は、なるべく早いタイミングで予約をすると、豊富なバリエーションの中からお気に入りの1枚を見つけられるでしょう。
 

振り袖を購入した方の割合

振り袖のレンタルサービスを利用する方が多い反面、振り袖を購入した方がどれくらいいるのかも見ていきましょう。
 
同アンケートによると、振り袖をどのように用意したかという質問の結果は次の通りです。

1位:レンタルサービス(57.1%)
2位:家族・親族から借りた(23.0%)
3位:新しく購入した(17.8%)

振り袖を新たに購入した方も少数ながらいることが分かります。
 

振り袖を購入しないでレンタルした理由は?

さらに同アンケートでは、振り袖のレンタルサービスを利用する理由についても調査を行っています。結果は次の通りです。

1位:成人式後に使う予定がないから(50.3%)
2位:さまざまなデザインから選びたかったから(29.6%)
3位:費用が安いから(28.0%)
4位:成人式当日の支度も依頼できるから(24.9%)
5位:管理や保管の手間も省きたかったから(23.3%)

成人式以降は振り袖を着る機会がないという理由でレンタルを利用している方が最も多く、費用面や当日の支度をお願いできるなどの利便性の点からも振り袖をレンタルしている方がいることも分かりました。
 
振り袖を着る際は、長襦袢(ながじゅばん)や半衿(はんえり)、袋帯や帯締めなどの小物も必要です。レンタルショップによっては、肌に直接身につける長襦袢(ながじゅばん)や髪飾りなどは自分で用意するケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
 

予算10万円でも振り袖のレンタルは可能

株式会社渡辺写真館が行った調査によると、半数以上の方が振り袖のレンタルを利用していることが分かりました。レンタルを利用した理由としては、成人式後に振り袖を着る予定がないからと答えた方が最も多く、次いで費用面や利便性からレンタルを利用している方がいるようです。
 
レンタルにかかった費用は、10万円未満と10万円~15万円と回答した方が最も多く、この結果から予算10万円でも十分に振り袖のレンタルを利用できると考えられます。
 
振り袖のレンタルは早くて成人式の2年以上前から予約する方もいるようです。レンタルを希望する場合はできるだけ早い時期にお店に行くと、より多くの種類の中からお気に入りの着物を選べるでしょう。
 
また、レンタルの場合でも振り袖を着るために必要な小物は自分で用意する場合もあるのであらかじめ確認しておくと安心です。
 

出典

株式会社渡辺写真館 振袖のレンタルに関する調査 (PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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