車の運転席を「高級なもの」に交換する場合、シート自体の値段や交換費用はどのくらいになりますか?

配信日: 2025.01.28

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車の運転席を「高級なもの」に交換する場合、シート自体の値段や交換費用はどのくらいになりますか?
腰痛を軽減するために、運転席を高級シートに交換することは効果的な対策です。しかし、費用が気になる方も多いでしょう。ここでは、シート1つの交換にかかる費用について、シート自体の価格と交換作業の費用を簡潔に解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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社外品のシートは座り心地や体をしっかり支える性能を重視

車のシートには、素材や形状の違いによってさまざまな種類があり、社外品のシートも豊富に販売されています。社外品は座り心地や体をしっかり支える性能を重視して作られているものが多いです。
 
中には価格が極端に安いメーカーの製品もありますが、安全面を考慮すると、信頼性の高い有名メーカーのシートを選ぶのが安心です。人気のカスタムシートブランドを2つご紹介します。
 

レカロ(RECARO)

レカロは、1906年にドイツで創業した老舗メーカーで、もともとは馬車の製造からスタートしました。その後、フォルクスワーゲンやポルシェなどの車両開発に携わり、1963年からカーシートの専門メーカーとして歩みを進めています。
 
アウディやジャガーなどの有名メーカーが採用しており、数々の革新的な製品を生み出してきたことで、世界トップクラスのシートメーカーとして知られています。価格.comで調べたところ1月時点の価格は12万5400円でした。
 

ブリッド(BRIDE)

ブリッドは1981年に日本で誕生したカーシートメーカーで、国内モータースポーツ界で圧倒的な支持を得ています。日本人の体格に合わせて設計されているため、快適さとフィット感が抜群です。
 
プロのドライバーにも愛用されており、商用車やトラックのシートとしても採用されるなど、その人気と実績は間違いないでしょう。価格.comで調べたところ1月時点の価格は12万4355円でした。
 

車のシートの交換について

シート交換を行う際は、まず既存のシートを取り外す作業から始めます。シートは車のフロアにボルトで固定されているため、このボルトを外すのが最初の手順です。
 
取り外し時には、シート下の配線にも注意が必要です。コネクターを外す作業や、シートベルトのバックルを取り外して新しいシートに移植する作業も発生します。また、サイドエアバッグやアクティブシートが装備されている車の場合、作業中の安全を確保するためにバッテリーのマイナス端子を外しておく必要があるでしょう。
 
既存のシートが外れたら、新しいシートを取り付けます。シートレールを正しく設置し、取り外し時と逆の手順で作業を進めていきます。シート交換を自分で行うことも可能ですが、後々のトラブルを防ぐためには、ショップや専門業者に依頼するのが安心です。
 

交換にかかる費用

シート交換の作業費用は、依頼先や車種によって異なりますが、一般的には5000~1万円程度が目安です。ただし、純正シートに多くの機能が搭載されている場合、取り外しや配線の処理が複雑になるため、費用が追加で発生することがあります。
 

シート交換にかかる費用を抑えたい場合

シート交換にかかる費用を抑えたい場合は、シートカバーの取り付けを検討するのも一つの方法です。シートカバーなら、1台分で約1万円前後から購入可能です。
 
シートカバーを使えば、純正シートの汚れや傷を隠しながら、車内の雰囲気を一新できます。デザインで好みのものを選ぶのもよいですが、クッション性のあるタイプを選べば、座り心地の向上も期待できます。
 
また、車種専用に作られたカバーも多く、純正シートにしっかりフィットするため、機能を損なわずに使用できる点もメリットの一つです。
 

人気のカスタムシートブランドは12万円以上。交換費用は5000円~1万円程度

腰痛対策として運転席を高級シートに変更する場合、シート本体と交換作業の費用がかかります。例えば、レカロのシートは約12万5400円、ブリッドのシートは約12万4355円とされています。
 
交換作業を専門業者に依頼する場合の費用は、5000~1万円程度が目安です。車種やシートの仕様によっては追加費用が発生することもあります。もし費用を抑えたい場合は、シートカバーを利用する方法もあります。
 
シートカバーは1台分で約1万円前後から購入可能で、腰のサポートやクッション性のあるものを選べば、快適性を向上させることができるでしょう。予算や目的に合わせて選び、信頼できる業者に相談するのがおすすめです。
 

出典

価格.com 「レカロシート」の人気商品
価格.com 「ブリッドシート」の人気商品
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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