小学校の入学祝いは送るべき? 甥っ子や姪っ子に送る場合の目安を解説
配信日: 2025.01.29
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親戚や家族の中で、姪っ子や甥っ子が小学校に入学する際、「お祝い金を渡したほうがよいのか?」と迷う方もいるのではないでしょうか。この記事では、お祝い金のマナーや相場について分かりやすく解説します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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小学校の入学祝いは贈るべき?
小学校の入学祝いは、基本的に親しい間柄の子どもに贈るものとされています。対象となるのは甥っ子や姪っ子、近しい親類の子どもが一般的ですが、親しい友人や職場の同僚の子どもに贈っても問題ありません。
また、過去に自分の子どもが入学祝いをもらった場合は、同様にお祝いを贈るのが礼儀とされています。
甥っ子や姪っ子に贈る場合の金額の目安
甥っ子や姪っ子への入学祝いの金額は、5000円~1万円が一般的な相場です。高額過ぎると相手に気を使わせる可能性があるため、適度な金額を選ぶことが大切です。
また、自分の子どもが将来お祝いをもらう可能性を考慮して、お互いに負担にならない金額にしましょう。
入学祝いを贈る際に押さえておきたいポイント
続いて、入学祝いを贈る際に押さえておきたいポイントがいくつかありますのでご紹介します。
入学祝いを贈るタイミング
小学校の入学祝いは、入学式の約1ヶ月前、3月中旬までに贈るのが一般的です。遅くても、入学式の1週間前までに渡すようにしましょう。もし入学時期に渡すのが難しい場合は、入学後1ヶ月以内、可能ならゴールデンウィーク前までに贈るのが望ましいです。
遅れる場合は、簡単な詫び状を添えると丁寧です。遠方に住んでいるなどの事情がある場合は、事前に相談し、お年玉など別のお祝いと一緒に渡す方法もあります。
のし袋の選び方
お祝いを現金で渡す場合、必ずのし袋を用意しましょう。入学は何度あっても喜ばしい行事なので、水引は「赤白の蝶結び」を選びます。
最近では、かわいらしいデザインののし袋も豊富にあります。親しい間柄であれば、子どもが喜びそうなデザインを選んでも良いですが、使用に適したものかを確認することが大切です。また、入学祝いのお金は新札を準備しましょう。
入学祝いを郵送する場合
直接渡せない場合は、郵送でも問題ありません。ただし、現金を送る場合は現金書留を使用するのが法律で定められています。金券の場合も書留を利用しましょう。現金や金券は、のし袋に包んだ状態で書留の封筒に入れるのがマナーです。
入学祝いにはメッセージを添えて
入学祝いには、心を込めたメッセージを添えると、より気持ちが伝わります。ひらがなを中心に、大きくて読みやすい文字で、簡潔な内容にまとめると、子どもにも理解しやすく喜ばれるでしょう。
入学祝いのギフトにおすすめのアイテム
入学祝いのギフトにおすすめのアイテムを3つご紹介します。
・名前入り鉛筆
・靴
・図書カード
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
名前入り鉛筆
小学校生活で必ず使う文房具の一つが鉛筆です。小学生はあらゆる持ち物に名前を書く必要があるため、名前入りの鉛筆は実用的で喜ばれる贈り物となります。鉛筆削りや消しゴムをセットにしてプレゼントするのも良いアイデアです。
靴
小学生になると活動量が増えるため、靴は頻繁に使うアイテムの一つに挙げられます。成長期で足のサイズが変わりやすい時期なので、少し大きめのサイズを選ぶと長く使ってもらえます。ショップで子どもと一緒に選ぶのも、良い思い出になるでしょう。
図書カード
児童書を購入できる図書カードもおすすめの贈り物です。本への興味を引き出すきっかけになったり、文房具の取り扱いのある書店では、文房具の購入にも使えたりと、子どもが自由に購入できる楽しさがあります。
姪っ子の小学校入学祝いの相場は5000円~1万円
姪っ子が小学校に入学する際、お祝い金を渡すのは一般的な慣習です。特に親しい間柄であれば、お祝い金を贈ることで新たな生活のスタートを応援する気持ちを表せます。
相場は5000円~1万円程度が一般的で、関係性に応じて適切な金額を選びましょう。金額が高すぎると相手に気を使わせてしまう場合もあるため、負担にならない範囲で贈ることがポイントです。
もし過去に自分の子どもがお祝いをいただいたことがあれば、そのお返しの意味も込めて同等のお祝いを贈るのが礼儀とされています。また、現金ではなく、名前入り文房具や図書カードなど実用的なギフトを選ぶのも良いアイデアです。
出典
Oggi 小学校の入学祝い、贈る金額の目安はいくら? 贈る相手別に解説【専門家監修】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー