夫が「大型バイク」に乗りたいと言っています。大型バイクの免許取得費や維持費はどのくらいかかるのでしょうか?

配信日: 2025.02.04

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夫が「大型バイク」に乗りたいと言っています。大型バイクの免許取得費や維持費はどのくらいかかるのでしょうか?
自動車同様、バイクも所有しているだけで費用がかかります。「大型バイクに乗りたいけれど、免許の取得費用や維持費が気になる」と悩んでいる方もいるでしょう。
 
大型バイクに乗りたい場合は、バイクの購入費用はもちろんのこと、免許の取得費用、維持費も計算したうえで購入を検討することが大切です。
 
本記事では、大型バイクの免許取得にかかる費用や維持費にかかる目安を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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大型バイクの免許を取得するためにかかる費用

総排気量が401cc以上のバイクを運転する場合は、「大型自動二輪免許」が必要です。普通自動二輪免許や小型二輪免許では大型バイクを運転できないので、注意しましょう。また、自動車の免許を持っていてもバイクは運転できません。
 
大型自動二輪免許を取得する費用の相場は、普通自動二輪免許を持っている場合は10万円台前半、普通自動車免許を取得している場合は10万円台後半から20万円台、まったく免許がない状態から取得する場合は、20万円台後半から30万円台です。
 
何らかの免許を取得している場合、学科教習が短縮されるため費用が安く済みます。なお、教習所によっては普通自動二輪免許を取得していないと、大型自動二輪免許の教習が受けられないところもあります。
 
免許を持っていない状態からいきなり大型自動二輪免許にチャレンジするより、まずは普通自動二輪免許取得を目指したほうがスムーズにいく傾向にあります。ただし、個人の状況や目標によって最適な方法は異なるため、各自で慎重に検討しましょう。

 

大型バイクを維持するために必要な費用

大型バイクは100万円前後から入手が可能ですが、自動車同様に維持費がかかります。大型バイクをコンスタントに乗りたい場合、おおよそでも維持費を把握したうえでバイクを購入しないと、長期間維持するのが難しくなる場合もあるでしょう。
 
本項では、大型バイクを維持するために必要な費用の内訳や、おおよその相場を紹介します。

 

税金・保険

401cc以上の大型バイクを所有していると、軽自動車税が年間6000円、重量税が年間1900~2500円かかります。重量税は登録してから時間がたつほど上がっていくので、注意しましょう。
 
また、強制加入の自賠責保険と任意保険も必要です。自賠責保険は3年契約で1万490円、任意保険は加入しているプランによって費用が変わります。税金や保険料を納めなければ、公道でバイクを運転できません。最低でも年間2万円以上はバイクの維持費に必要と考えましょう。

 

車検費用・駐車場代・メンテナンス代

大型バイクの維持費には、税金や保険のほか、車検費用、メンテナンス費用、駐車場代、ガソリン代がかかります。250cc以上のバイクには自動車と同じく車検が義務付けられています。費用は車検を受ける場所やバイクの状態によって異なり、4~6万円が相場といわれていますが、整備状況によっては10万円以上かかる場合もあります。
 
また、メンテナンスは安全かつ快適に運転を続けるために必要です。このほか、ガソリン代も近年は値上がりが続いているため、バイクを頻繁に運転するほど費用がかかります。
 
さらに、大型バイクは小型バイクに比べて駐車場も高くなりがちです。特に都市部では、自動車の駐車場代とさほど変わらない値段のところもあるでしょう。
 
税金に加え、車検費用やメンテナンス費用も含めると大型バイクの維持費は年間20万円前後かかります。月額にすると1万7000円前後となり、家計に余裕が必要です。

 

大型バイクを所有する際は維持費を計算したうえで決断しよう

大型バイクの維持費を少しでも安くおさえるためには、「自賠責保険の長期契約」「任意保険の定期的な見直し」「定期的なメンテナンス」「屋内の駐車場を利用」「エコドライブで運転する」といった方法が有効です。
 
バイクは消耗品の部品が多いため、利用する頻度が高いほど維持費も高くなりがちです。できるだけ費用をおさえたい場合は、安全運転を心掛けメンテナンスはこまめに行いましょう。バイクの状態が良好なら、長い目で見ると維持費をおさえられます。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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