メルセデス・ベンツの価格帯と購入費用は? 年収800万円でベンツは買える?
配信日: 2025.02.08


執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ベンツの価格帯と購入費用
ベンツは多くの人にとって憧れの高級車ですが、その価格はモデルによって大きく異なります。Aクラスであれば比較的手頃な価格といえますが、Cクラスでも700万円を超えます。SクラスやGクラスといった高級モデルになると、1500万円を優に超えてしまいます。
どのクラスのベンツを希望しているかにもよりますが、新車で購入する場合、車両価格に加えてオプション費用や諸費用も考慮する必要があります。
中古車であれば新車よりも費用を抑えられますが、それでも状態のよいベンツは数百万円するでしょう。購入費用を抑えるためには、グレードや年式、走行距離などを考慮して選ぶことが重要です。
ベンツの維持費
ベンツを所有する際は、車両価格だけでなく維持費も重要です。維持費には、自動車税や重量税、自賠責保険、任意保険、車検費用、メンテナンス費用、ガソリン代、駐車場代などが含まれます。
これらの維持費は、車種や使用状況によって異なりますが、年間数十万円かかることも珍しくありません。例えば、Cクラスの場合、年間の維持費は50万円程度が目安となります。新車ともなれば、保証期間中はディーラーでのメンテナンスが推奨される場合もあり、さらに費用がかさむ可能性もあります。
維持費を抑えるためには、定期的なメンテナンスを欠かさないことや保険料を見直すこと、燃費の良い運転を心がけることなどが重要です。また、ユーザー車検に挑戦したり、メンテナンスパックを利用したりするなどの工夫次第で維持費を節約することも可能です。
年収800万円でベンツは購入できる?
ベンツの新車価格は、エントリーモデルのAクラスで400万円台から、人気のCクラスで700万円台から、そして最高級モデルのSクラスになると1500万円を超えています。
例えば、Cクラスの「C 200 アバンギャルド」は約720万円ですが、オプションを加えると総額で800万円近くになります。一般的な車の購入予算は年収の半分程度が目安とされるため、年収800万円で新車のCクラスを購入するのは、頭金を用意しない限り難しいかもしれません。
一方、Aクラスのエントリーモデル「A 180」であれば、オプション込みで500万円代に抑えることができれば購入可能な範囲といえます。
また、年収800万円でベンツを維持できるかは、ライフスタイルや支出、そして車種に大きく左右されます。Cクラスの場合、年間50万円程度の維持費がかかることを想定しておく必要があります。
維持費を抑えるためには、保険の見直しやディーラー以外での整備、エコドライブなど、さまざまな工夫が有効です。
ベンツオーナーになるための選択肢
ベンツオーナーになるための選択肢は、新車で購入、中古車で購入、リース契約、カーシェアリングなどがあります。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適な方法を選ぶことが大切です。
新車で購入する場合は、ローンを組むことも可能です。しかし、返済計画を綿密に立て、無理のない返済額を設定することが重要です。中古車で購入する場合は、車両の状態をよくチェックし、信頼できる販売店を選んでください。
リース契約は、月々の支払額が一定であるため、家計管理しやすいというメリットはありますが、使用に制限がかかります。カーシェアリングは、ベンツを所有するのではなく、必要なときに利用する方法です。維持費はかからないため、気軽にベンツに乗ることができるでしょう。
無理のないカーライフプランを立てられれば実現可能
ベンツの所有には、車両価格だけでなく維持費についても考慮する必要があり、ライフプラン全体を踏まえたうえで購入方法や車種を検討することが重要です。憧れのベンツを所有する喜びを享受するためにも、無理のないカーライフプランを立てましょう。
出典
メルセデス・ベンツ日本合同会社 プライスリスト(メーカー希望小売価格)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー