バイクの維持費はどれだけかかる? 250シーシーバイクのメリット・デメリットとは

配信日: 2025.02.12 更新日: 2025.09.26
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バイクの維持費はどれだけかかる? 250シーシーバイクのメリット・デメリットとは
「自転車よりも遠くまで気軽に行ける上に、走った際の爽快感が好き」
「仲間とツーリングで、いろいろな土地を開拓することが楽しい」
 
など、好きな人にとってはたまらない魅力があるバイクですが、事故の危険性や維持費の心配をしている人もいるでしょう。
 
今回は、250シーシーのバイクを購入した場合に掛かる年間の維持費やバイクを持つメリット、注意点などについてご紹介します。
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バイクに掛かる維持費

車ほどではないものの、バイクも所有することで維持費が掛かります。
 
250シーシーのバイクの場合、1年間に必要な維持費は表1の通りです。なお、条件は新規で購入、1ヶ月で500キロメートル走行し、ガソリンの燃費は50キロメートル/リットル、ガソリン代は185.1円です。自宅に駐車できるるため、駐車場代は掛からないこととします。
 
表1

内訳 費用(250シーシーの場合)
ガソリン代 2万2212円
軽自動車税 3600円
重量税 4900円(初年度のみ)
自賠責保険料 2840円
任意保険料 条件により異なる
合計 3万3552円

※筆者作成
 
自賠責保険は5年契約した場合で、1年単位に計算し直しています。任意保険料は、保険内容によって異なるため、今回は計算していません。
 
250シーシーのバイクの場合、車検費用が掛からないため、その分の費用はおさえられるでしょう。全ての費用を足すと、年間必要な額は3万3552円で、ここに任意保険料や消耗品代が掛かります。
 

250シーシーバイクのメリットと注意点

250シーシーバイクは、さまざまなメリットがあり、国内でも人気のクラスです。ただし、だからこそ注意しなければならない点もあります。
 

250シーシーバイクのメリット

250シーシーバイクのメリットは、次のようなことが挙げられるでしょう。

●車検の必要がない
●税金が安い
●高速道路の走行が可能
●さまざまな用途で使える
●扱いやすい

金銭的なメリットとしては、車検がないことや排気量250シーシー超のバイクと比べ、税金が安いことが挙げられます。
 
さらに250シーシーは、ツーリングだけでなく街乗りにも便利なため、幅広い用途で使えます。重量もそれほど重くないため、扱いやすい点も人気の秘密でしょう。
 

250シーシーバイクの注意点

250シーシーバイクには、多くのメリットがあるものの、初心者ライダーが注意しなければならないことがあります。それが、定期的なメンテナンスです。
 
250シーシーのバイクは車検がありませんが、これはメンテナンス不要ということではありません。定期的にバイク店に持って行き、メンテナンスをするか、自身でこまめに点検をしなければ、万が一の場合走行中にトラブルになりかねません。
 

バイクは事故が多い?対策法は?

自動車とは異なり、身1つで運転するバイクは、危険が多いのでは?と不安になる人もいるでしょう。
 
警視庁によると、2023年中の全国の交通事故死者数のうち、二輪車の割合は19.0%。歩行者の36.3%や自動車の31.3%に比べると、それほど高くないように見えます。
 
しかし、東京都に限った場合、二輪車は32.4%と一気に割合が高くなります。これは、歩行者の40.4%に次いで高い数値です。
 
なお、致命傷となるのは頭部や胸部の確率が高く、運転中は、これらの部位をしっかり守る対策が必要となるでしょう。ヘルメットをかぶることはもちろんですが、二輪車用プロテクターやエアバッグジャケットなどを購入し、事故被害の軽減を図ることも考慮するとよいでしょう。
 

250シーシーのバイクに掛かる維持費は3万円ほどから!安全に注意して趣味を楽しもう!

250シーシーのバイクに掛かる維持費は、走行距離や使い方などにもよりますが、3万3552円程度です。なおこの額に任意保険料や消耗品代などが掛かります。
 
車検が必要ない分、維持費はそれほど多額にはならない可能性もあるでしょう。ただし、車検がないからといって、点検が必要ないわけではありません。定期的な点検により、車両の安全を確保し、安全運転で事故を防ぎましょう。
 

出典

警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2023年中)都内・全国の交通事故死者数構成率
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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