父親念願の「新型ランドクルーザー300ZX」が納車され大興奮! 「10年後には譲ってやる」と言われましたが、「資産価値」はどのくらいあるのでしょうか?

配信日: 2025.02.14

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父親念願の「新型ランドクルーザー300ZX」が納車され大興奮! 「10年後には譲ってやる」と言われましたが、「資産価値」はどのくらいあるのでしょうか?
資産とはお金や有価証券だけではなく、不動産や貴金属も価値の大きい資産です。資産はこれらに限ったものではなく、動産も品物によっては資産になり得るものがあります。意外かもしれませんが、日常的に利用する車もそれに該当する場合があります。
 
そこで本記事では、ランドクルーザーとその資産価値について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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10年落ちのランドクルーザーでも「資産価値」あるの?

この世に数多くある車のなかで、盗難されることが最も多いといわれる車がランドクルーザーです。すなわち、それほどの人気がある証拠です。このランドクルーザーを父が購入し、10年後に子どもが譲るという話があったとします。この10年落ちのランドクルーザーに、資産価値はあるのでしょうか?
 
一般的にランドクルーザーは残価率が高い車になり、資産価値として高い車種といえます。残価率とは、購入価格に対する売却価格の割合を指すものです。
 
残価率は固定されて設定されるものではなく、決まっている数値ではありませんが、ランドクルーザーはこの数値が高いことから、10年後でも資産価値があるといえます。
 

新型ランドクルーザー300ZXだと資産価値はどのくらい?

ランドクルーザーの資産価値や残価率について、もう少し具体的に見ていきましょう。
 
ランドクルーザー300ZXは、トヨタの公式ホームページによると新車価格はディーゼル車で760万円、ガソリン車で730万円となっています。前述した残価率を、各社ホームページで見ていくと下記のようになります。

●カーセブンでは10年落ち残価率52%、買取価格380万円
●ユーカーパークでは9年後は残価率最大65.02%、買取価格474万6000~494万2000円、11年後で残価率最大46.22%、買取価格は337万4000~351万3000円
●CPLUSでは10年落ち残価率50%、買取価格320万円

走行距離や車体の傷などの保存状態で、残価率・買取価格は変動しますが、10年落ちのランドクルーザーZXの残価率は50%前後、買取価格は320万円を超えることが伺えます。
 
そして今回は残価率や買取価格にフォーカスして紹介していますが、ランドクルーザーは状態によっては新車価格を超える場合もあります。ほかの車が売却しても二束三文になってしまうことが多いなかで、ランドクルーザーの資産価値の高さ・残価率の高さがよく分かるでしょう。
 
ランドクルーザーを譲り受ける場合には、贈与税の事も視野に入れておきましょう。贈与税は資産を受け取った場合に、受け取った人に税金の支払いが発生するものです。親子間であれば特定税率が適用され、税金の負担が軽減される可能性があります。この税金面の負担についてはきちんとおさえておきましょう。
 

まとめ

ここまで、10年落ちのランドクルーザーの資産価値について紹介しました。ランドクルーザーは新車価格に対する残価率が高く、買取価格も300万円を超えることが多いです。
 
それを親から譲り受けた場合、税金を支払う可能性があるとはいえ、支払った税金額よりも高い価値の動産を手に入れることになります。10年落ちの中古車だとしても、ランドクルーザーは資産価値が小さくないといえるでしょう。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 トヨタのクルマ ランドクルーザー“300” 価格・グレード
株式会社カーセブン デジフィールド カーセブン 車買取・車購入ガイド 【2025年度最新】トヨタのリセールバリューランキング|リセールが良い車種や特徴など紹介
UcarPAC株式会社 (ユーカーパック) ランドクルーザーZXの新車価格
C-PLUS株式会社 C-PLUS web ランドクルーザーのリセールと残価率を中古車査定士が解説
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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